【総二階建て】下屋や庇で外観のダサさを解消。【5つのメリットを紹介】

総二階建てを検討しているけど、『ダサい』って言われないか心配ですよね。

 

総二階建ては、「箱の上に屋根」の作りがとてもシンプルな家。そのため、外壁や全体の色使いを間違えると途端に安っぽく見えてしまいます。

 

そこで、おしゃれに空間を演出しつつ家も守れる屋根、【下屋(げや)】のお話です。

 

下屋や庇で外観のダサさを解消。【5つのメリットを紹介】

 

下屋は機能的で見た目もよくなります。

 

  1. おしゃれに見える
  2. 雨宿り
  3. 外壁の保護
  4. 外線から保護
  5. スペースの有効活用

 

以上の4つのメリットを詳しく解説します。

 

①おしゃれに見える

住宅の南側全面に張り出す事で、単調な総二階建てのアクセントになります。

 

アメリカ南部のカントリーハウスなどでよくありますが、ウッドデッキを付けるとカフェスタイルの家になったり、おしゃれ感を演出できますよ。

和建築だと京都の長屋のようなイメージで作る事ができます。

 

②雨宿り

雨の日は、傘をさしているので鍵を開ける間に濡れてしまいますよね。

 

荷物置き場にもなるので、重たい荷物やベビーカーなど濡れずに済みます。

 

③外壁の保護

住宅で最も雨漏りしてしまうのが、外壁です。意外な事に屋根ではありません。

直接雨が当たるのを防いでくれます。

 

二階屋根の軒と南側1階全面を雨から守ってくれるため雨だれなどなく、いつまでもきれいな外観を保ってくれます。

 

④紫外線から保護

外壁塗装やコーキングは、紫外線が大敵です。特に直射日光の当たる南側は、痛みが早まります。室内で直接紫外線が当たると、壁や床のヤケ(変色)の原因になります。

 

紫外線は、ガラスから直接入ってきます。紫外線のカットが弱ければ、家の中にいても日焼けしてしまうこともあります。

下屋の設置は、紫外線や直射日光から家や体を守ってくれます。

 

⑤有効活用

こんな風に有効活用しています。

 

  • 洗濯物
  • 子どものプール

 

 

ウッドデッキと目隠しに格子を付け長屋風に。洗濯物を干すことも可能です。格子になっているので、外から見ても洗濯物は目立ちません。

2階でせり出している、バルコニーやベランダのバランスの悪さが解消されます。

 

 

夏場は子どものプール遊び場として活躍しています。直射日光を防いでくれるので安心ですよ。滑り出し窓が付いているので、ジュースやアイスを手渡し。考えて設計されています。

 

下屋の注意点

  • 外壁との接合部
  • 建築費が上がる
  • 雨樋の点検

外壁の接合部など、雨漏りの危険が増します。

 

「ルーフィング」「透湿・防水シート」は高品質な物を選び、きちんと施工し雨樋は定期的にゴミ詰まりの点検が必要です。

 

当然、建築費も高くなります。通常の瓦屋根では、値段だけではなく、重量も大きな負担となりますので、軽くて丈夫な屋根材を選びましょう。

 

おすすめは、ジンカリウム鋼板の屋根材です。

 

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ウッドデッキは定期的なメンテナンスを

 

木が剥き出しになっている個所は、定期的に防腐剤など塗り直しを検討して下さい。2~3年に一回は、メンテナンスをしましょう。雨ざらしだと3年程で腐ってくる場合もあります。

 

施工の際に人工木やウリンウッドを選べば、耐久性がよく、10年以上何もしなくても問題ないと言われています。出来ればメンテナンスフリーの建材を選ぶとよいでしょう。

 

バランスが大事:スリーカラー

家全体の色やバランスを考えて設計しないと、よけいダサくなってしまいます。屋根の色、柱の色、壁の色、サッシの色、庇の色、総合的にみてバランスのとれた配色にしましょう。

 

3色以内におさめるのがベストです。ワンポイントいれてせいぜい4色。長年住む家は、飽きないシンプル設計が一番です。

 

下屋の大きさにも注意したいですね。必要以上に大きすぎるとバランスが悪くなます。下屋が立派に見えてしまい、家の方がみすぼらしくなってしまいます。

 

まとめ

総二階をアレンジにおすすめなのが下屋です。

メリットをおさらいします。

 

  1. おしゃれに見える
  2. 雨宿り
  3. 外壁の保護
  4. 外線から保護
  5. スペースの有効活用

 

正直、付けない理由はないほどのメリットです。

 

日本は雨が多いにもかかわらず、雨対策をしている家は少ないので快適さを知りません。

自転車など雨に濡れたくない大きなものを一時的に置くことができます。

 

快適な生活を目指すなら下屋を検討してみましょう。

 

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