【総二階建て】=【建売住宅】のイメージが強いため「ダサい」と言われてしまいます。その印象を変えるための、玄関ドア選びはとても重要です。
総二階建ての玄関ドアの重要性
総二階建ては、シンプルな作りなため、玄関ドアはとっても重要です。玄関を正面に設置した場合は、家の顔になります。予算を削りたい気持ちもわかりますが、玄関ドアの予算を削ってしまうと、きっと後悔します。
主張し過ぎもよくないですし、チープ過ぎれば家全体が安っぽく見えてしまいます。
家のスタイルや生活のし易さを考慮
私は、和モダン住宅にしたので、引き戸を選びましたが、一番の理由は、幼少期から引き戸の家に妻も私も住んでいました。夏に玄関を開けっ放しにして網戸を閉めるような昭和スタイルで生活したかったからです。
見た目以外にも生活スタイルを取り入れる事も重要です。例えば、アウトドア好きなら、玄関を広めに取り、ドアを大きくして荷物の出し入れを容易にする方が、生活がしやすいですよね。
スタイルが決まったら、玄関ドアを選びます。
造作ドアか既製品か
無垢の造作の玄関ドアはおしゃれで、憧れちゃいますが、値段が跳ね上がります。無垢材のため、定期的なメンテナスは必ず必要になります。直接雨が当たるような家の造りは、避けたいですね。
また、気密性や防犯性を考えた場合には、既製品のドアの方が、性能的には上と言えるでしょう。お値段も安いので。主流はアルミ製品ですが、遠くから見たら木製と見分けがつかないです。
既製品の玄関ドアメーカー
有名どころは以下です。
- YKK AP(ワイケーケーエーピー)
- LIXIL(リクシル)
- 三協アルミ
これらのメーカーから、カタログを取り寄せてもいいですし、ネットでもいいので玄関ドアを色々見てみましょう。
既製品とは言え、様々な種類が出ています。ナチュラルな物、モダンな物、おしゃれなアイアン枠など様々あります。
まずは、値段を考えずに決めた方がよいと思います。というのも、大手メーカーの既製品の玄関ドアは、割引が大きいからです。商品によっては、半額の価格になる事もあるので、それほどランクを落とさなくてもいいと思います。
扉の種類
同じデザインの玄関ドアでも、開き方によって様々な種類があります。
- 玄関ドア(・片開きドア・親子ドア・両開きドアなど)
- 玄関引戸(・引き違い・袖付片引き戸・両引き込み戸など)
- スライド玄関ドア(片引き戸・袖FIX片引き戸)
断熱性の高い玄関ドア
これから建てる家は、次世代省エネルギー基準を満たしている玄関ドアを選ぶべきだと考えられています。地域によって等級基準が変わるので、設計士さんと相談して決めて下さい。
高気密高断熱住宅が玄関ドアの気密性能が無ければ台無しですからね。
色の決め方
玄関の色は、家全体のカラーを考えて決めます。家全体で3色~4色以内で納めましょう。ドアノブやハンドルのカラーも注意が必要です。意外と目立つしので、カラーによっては、安っぽくも見えてしまいます。
ベランダ、サッシ、庇等全体的な調和を考えて決めておかないと、出来上がった時にガチャガチャした印象になってしまいます。
価格はどのくらい?
既製品でもある程度こだわれば、定価で50万円~60万円位が理想だと思います。ただし実際には、4~6割引きになるので、最低でも20万円以上しますが、納得行くものが選べると思います。ここは、妥協しない方が絶対にいいです!
まとめ
玄関ドアは、外観の見た目を決める重要な部分です。色の使い方や、安い物を選んでしまうと、全体の印象が変わってしまいます。
特に総二階建ての玄関ドアは目立つので、じっくり選んで検討して下さい!