家の購入を考えていますが、コロナウイルスの影響はあるのでしょうか。家を買っても大丈夫ですか?
今現在の住宅業界はまだ、コロナの影響を大きく受けているとは言えません。
なぜなら、コロナウイルスが蔓延する前に購入した住宅が着工中だからです。
問題はこれからです。
最悪家が建たないような状況になるかもしれません。
家の購入を検討している方は、思いとどまった方がいいかと思います。
どのような事が起こるか予想してみました。
そして、最後に家づりにためになる本を紹介しています。購入を先延ばしにしている方は、今のうちに読んで勉強してください。
今後起こる3つの不安
以下が、コロナウイスの影響で今後起こる事(予想)です。
- 不況への不安→着工数の減少
- 海外からの資材が入ってこない→資材の高騰
- コロナウイルスで工場ストップ→家が建たない
すでに海外では工場ストップしているところもあるので、現実化する可能性が高いです。
①不況への不安
コロナウイルスによる不況は長引き下記のような可能性があります。
- 企業倒産
- 収入が不安定
- 消費税増税後
- 1年後まで様子を見る
リーマンショックのとの違いは、人や物が動かなくなると言う事。徐々に影響がでるので、着工数は確実に減少します。
理由は、消費税増税と経済の先行き不安によるダブルパンチです。
こんな時期に家を買うなんて普通は考えません。
関連記事:【悲報】建築業界倒産ラッシュの可能性【新型コロナウィルス】
②コロナウイルスで工場ストップの可能性
日本の住宅はシステム化されています。
- プレカット工場
- 窯業系サイディング工場
以上のは、工場がストップすると家が建たなくなります。
日本の家の多くが、工場で生産され現場で組み立てます。
ウイルスを抑え現状を維持できれば、閉鎖の可能性は低いです。
しかし、爆発的に感染者が増えた場合は工場閉鎖の可能性もあります。
関連記事:【悲報】タイベックが消える!?透湿・防水シートが入ってこない【建築会社の対応は?】
③海外からの資材が入ってこない
- 木材
- ガラス
- 鉄
木材のほとんどは、東南アジア、ヨーロッパ、北米など海外ものです。
また、ガラス製品、鉄など多く輸入に頼っています。
海外では、コロナウイルスの感染者が一人でも出ると工場をただちにストップさせることもあります。
住宅ローンの金利すでに低水準
一部で住宅ローン金利が下がると言われていますが、たぶん下がりません。
- 金利はすでに低水準
- 下がったところで買わない
住宅ローンの金利はマイナス金利政策以降、超低水準です。しかし、着工数は減少しています。
消費税増税後のコロナウイスですからね。
金利を下げたところで、先行きが不安なのでローンを組んでまで家を買わなくなります。
まとめ:家づりくの勉強のチャンス
今年家を買う人は大きく減少し、建築業界に大きなダメージを与えると思います。
しかも、建材や部品が調達できないため、家が建たない可能性もあります。あせらず様子を見る事をおすすめします。
住宅が大好きでブログを書いているのでとても悲しいお知らせですが、家が欲しい方はチャンスと思いましょう。
家づくりで成功するには、家について勉強する事です。私は3年間家について学んでから家を建てました。なので満足しています。
ホントは安いエコハウス
エコ住宅に関する書籍は、プロ向けのが多く素人には難しい。ですが、この本は初めて読む方でも納得でき分かりやすく解説しています。
光熱費が安くなるとは何か?間違ったエアコン知識から、窓、設備、断熱と設計まで、プロでも知らない事がたくさん詰まっています。
光熱費が安くなるとは何か?間違ったエアコン知識から、窓、設備、断熱と設計まで、プロでも知らない事がたくさん詰まっています。
本音のエコハウス
「Q1.0住宅」の施工にこだわった内容で設計まで書かれています。高そうに思える省エネ住宅ですが、高性能住宅をローコストで建てられる夢のような方法がつまった本です。日本のローコスト省エネ住宅のパイオニア鎌田紀彦さんの書籍。どちらかと言うとプロ向けの本ですが、この本を読んで「自分の建てて家が間違っていなかった」事が証明されました。
この2冊を熟知したら、快適でお金のかからない家が完成します。
私が家を建てる前はこんなに素晴らしい本が無かったので、3年も勉強しました。その3年分が詰まった本なので是非、読んで下さい。
関連記事
家を建築中ですが、コロナ不況で工務店が潰れないか心配です。新型コロナウイルスの影響は、建築業にも及んでいます。 現状ではコロナ以前の受注があるためすぐに倒産する会社はまだ少な[…]