【倒産】建築会社が危ないのは9月以降【家を建ててはいけない理由】

 

家を建築中ですが、コロナ不況で工務店が潰れないか心配です。

新型コロナウイルスの影響は、建築業にも及んでいます。

 

現状ではコロナ以前の受注があるためすぐに倒産する会社はまだ少ないでしょう。

 

ですがこの状況で「家を建てたい!」とは思いませんよね。なので、受注は減っています。1月頃に受注を受けた住宅が9月に完成したと考えると、9月以降にバタバタ倒産する可能性があります。

 

10年前のリーマンショック後に倒産した「富士ハウス」。資材の高騰や資金繰りの悪化が原因です。施主のお多くが、着工前にお金を支払っていたため、未着工や建築途中のまま頓挫してしまいました。「住宅完成保証」も加入していなかったため、泣き寝入りとなってしまった方も。

 

同じような事が起こるかは分かりませんが、完全に否定はできません。

 

海外に工場を持っている建築会社などは、工事が引き延ばしになっています。遅延損害金など支払える体力が残っているか分かりませんからね。

 

大手建築会社の一部は、各メーカーに建築資材の割引を要求しているので、苦しい事は間違いありません。

 

不況をあおるわけでは、無いですが数千万円のお買い物。慎重に検討しましょう。

 

建築会社が危ないのは9月以降【家を建ててはいけない理由】

住宅を検討している方は、少し待っ下さい。

 

その1:建築会社が破産した後

その2:「住宅完成保証」があっても安心できない

その3:9月以降が危ない

 

上記の事が起こる可能性があります。

詳しく説明します。

 

その1:建築会社が破産した後

 

建築途中で会社が倒産してしまった場合は以下の事が起こります。

 

  • 支払ったお金が返ってこない
  • 工事を誰もやりたがらない
  • 追加で費用がかかる

 

これまで支払った費用が返還されません。さらに資金に余裕があったとしても、その後の工事を請けてくれる工務店はほとんどありません。

知り合いの工務店に数社に聞きましたが、全て「やりたくない」と言っていました。やるなら「更地にしてやり直し」だそうです。

仮に、出来たとしても相当の追加費用は覚悟した方がよさそうです。

 

その2:「住宅完成保証制度」

 

「住宅完成保証」とは建築中に建築会社が倒産した場合に、これまでに支払った費用や、追加工事費用を補償しくれる制度です。

 

・補償内容によっては支払われない事があるので注意が必要です。

・着工前に工事代金を払った場合などは泣き寝入りの可能性が高い。

 

「コロナの影響で工事が遅れますが、前払いでお安く建てますよ!」なんてことを言われたら、やばい会社だと疑った方がいいでしょう。

 

9月以降が危ない

 

先に書いたように、現状はまだ倒産が多くなってはいません。ですが、確実に着工数は減少します。

 

少子高齢化により、日本の住宅着工数は減少傾向にあります。そのため、大手ハウスメーカーは海外進出をしています。

しかし、コロナの影響は世界中に広がっています。つまり、海外でも家を建てる人はいません。

 

その影響が一気に来るのは、コロナ発生から半年後がになると予想しています。

 

9月頃まで様子を見てから検討するのが良いでしょう。

 

ただし、これからしばらくの間は、建材の品質は確実に落ちるのので、そこだけは注意してください。

 

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