ゼネコン工事が止まったり、海外からの建材が入ってこないなど、悪いニュースが流れていますが現状ではそれほど困っていないのが建築業界です。
なぜなら、現在建てているのは新型コロナウィルス前に受注したからです。
でもね、これだけコロナが蔓延しているので万が一クラスターが出た場合はニュースとなり建築が止まる可能性は否定できません。
今後も資材不足は続きます。今は楽観的ですが6月以降はマジでやばいかと。
建築業界倒産ラッシュの可能性【新型コロナウィルス】
建築業界はがけっぷちの状態です。
その1:工期が遅れる
その2:クラスター
その3:建築が出来なくなる
その4:オリンピック後の影響が前倒し
その5:大手ハウスメーカーが危ない
その6:家を建てない
以上の事がこれから起こる可能性がとても高まっています。
その1:工期が遅れる
建築資材は輸入品に頼っているので、工期が遅れます。現在は、住宅設備だけですが今後、SPFなどの木材や防水シートが無くなる可能性があるので、工期がかなり遅れます。
受注すらできない状況もあると予想できます。
受注したほとんどの家で迷惑料等が発生するおそれもあり、説明などの人件費など建築会社の体力がどこまで持つかわかりません。
関連記事:【悲報】タイベックが消える!?透湿・防水シートが入ってこない【建築会社の対応は?】
その2:クラスター
現在建築中の家を見て回りましたが、マスクをしている職人さんは少ないです。
現場での手洗いなどは、職人さんにとって面倒ですからね。
食事もコンビニやラーメン店など人との接触が多い場所なので、会社に菌を持ち帰りクラスターになる可能性があります。
その3:建築が出来なくなる
家が作られる基本の流れは、
ハウスメーカー(受注)→設計事務所(設計)→工務店(施工)です。
実際に家を建てるのは地元の工務店です。
自転車操業をしている工務店は、どんどん潰れていきます。
工事する会社がなければ、そもそも家が建ちません。
負のスパイラルがすぐそこに来ています。
その4:オリンピック後の影響が前倒し
ほとんどの工務店の方が「オリンピック後はやばい」と言っていました。
計画倒産の噂もちらほら出るほどなのでよほどなのかと。
オリンピックの延期が決まったので、今後事業の継続を見込めないのであれば先に止めた方がいいですよね。
そう考えると5月ころには工務店の倒産ラッシュが始まるかもしれません。
その5:大手ハウスメーカーが危ない
海外輸入に頼っているハウスメーカーは既に責任のなすりつけを考えていると思います。裁判に備えているのではと。
そのくらいやばい状況が来ています。
「違反者がトラブルを起こすようなら、射殺 するよう警察と軍に命じた」
フィリピン大統領の言葉ですが、本気でこんな対策するのなら、一条工務店はかなり厳しい状況になるかもしれません。
フィリピン工場は当分の間再開が厳しそうです。
その6:家を建てない
そもそもですが、この状況でローンを組むひとほぼいません。
施工会社も施主もリスクを冒してまで家を建てる事ができないので、今年の受注はほぼ無いに等しいです。
もしも家を建てる工務店が現れたら、一応会社を調べた方る事をおすすめします。倒産する可能性がありますよ。
最後に:もはや防ぎようがない
残念ながら倒産ラッシュを防ぐには、
- 新型コロナウィルスの感染者が減る
- ワクチンの完成
これ以外には対策のしようがありません。
あまり報道されませんが、相当やばい状況だと思うので、今家を建てようとして言う方はとりあえず待ちましょう。
2年後でも家は建ちますので。