総二階をかっこよく建てる!自然素材を部分的に取り入れてみる

総二階建てのシンプルな家を引き立たせるには、ちょっとした工夫が必要です。

そこで、自然素材を外観の一部で使用する事をおすすめします。

見た目の印象は、全く変わりますよ!

素材を活かすとは?

例えば、京都の長屋を想像してみて下い。外観の基本は、天然木と漆喰の組み合わせです。なんとなくほっこり落ち着いた雰囲気。自然素材の建材は、人の目を引きますよね。

しかし、戸建て住宅に自然素材を使うのは、コストも高く、メンテナンスの費用もかかるので現実的ではありません。

そこで、部分的に自然素材を使い、高級感を持たせる事で印象を変える事ができます。

無垢の木

下屋の柱や、玄関ポーチの柱や目隠しに無垢の木を使う事で印象が変わります。高気密の家の場合は、玄関ドアに樹脂系の玄関を使う事が望ましいですが、柱に合わせた色のドアにする事で、無垢のドアに見えます。

せっかく無垢の柱を使っているのに、金属系の玄関ドアではバランスが悪く、かっこ悪い印象を与えます。

同じように窓も樹脂サッシを使う事が望ましいので、色を合わせれば、統一感を持たせる事が出来ます。

漆喰の外壁

サイディングの外壁はどうしても〇〇調に見えてしまいます。レンガ調やタイル調などです。どうしても、見た目は安っぽくみえます。

しかし、漆喰の白は高級感がある上、樹脂サッシとも相性が良いです。初期費用はかかりますが、将来的なコストは安く抑えられるので、サイディングと単純にコストを比較する事は出来ません。

将来のメンテナンス費用が安く済むなら見た目が良い方を選ぶべきです。

また、ガルバリウムの外壁や木目調サイディングとも相性が良いので、組み合わせ次第で和モダンやデザイン建築などでよく見かけます。シンプルながらもかっこよくデザインする事が可能です。

組み合わせが大事

〇〇調のサイディングに樹脂サッシ、ドアだけでは、見た目は建売住宅の様に見えてしまい、安っぽく見える原因となってしまいます。せっかく良い建材を使っているのにもったいないですよね。

そのためにも、外観の一部に自然素材の建材を使う事で、ガラリと印象は変わります。

30年以上住むためのデザインを

一生住む可能性があるので、外観にこだわり過ぎてはいけません。理想は、日本の風土にあうデザインで建てるべきです。

一時的に流行っている様な家は、10年後に後悔する可能性があります。ありきたりだからと言って、受け入れないのは、間違いです。普遍的なデザインは、何十年、何百年後もカッコいいと言われます。

見た目だけがデザインではない

住宅のデザインとは、間取りや住み心地、家具や照明まで含めてがデザインです。自分のやりたいを詰め込み過ぎた家は、住みづらく、機能的ではありません。

間取りに関しても、人それぞれ。自分にとって住みやすい配置を考えるようにしましょう。ネットの情報にとらわれ過ぎ無いように注意して下さい。

重要なのは、生活を楽にする事です。炊事、洗濯を考え、収納が多い家を基本に組み立てていけば失敗は少なくなります。

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まとめ

自然素材を取り入れるだけで住宅の見た目は、全く変わります。

外観だけではなく、外溝にも気を使う事も忘れないで下さい。コンクリートだけの外溝だけにならないように、シンボルツリーを植えてみて下さい。砂利や石もアクセントとになりますよ。

総二階建てをかっこよく見せるには、ちょっとした工夫が必要です。良質な建材を使う事は、家の寿命を延ばす事につながるので、見た目良しの丈夫な家を目指してみて下さい!!