【ランドリールーム】洗濯物がよく乾き、家事の時短もできる。
ランドリールームについてまとめました。
その1:日本の気候
洗濯は天気によって左右されます。
- 晴れの日が少ない
- 突然の雨や風
- 花粉
①晴れの日が少ない
日本は1年を通して雨や曇りの日が多いですよね。
そもそも外干しに適していない気候です。
②突然の雨や風
春先の強風、梅雨から夏の終わりまで雨が多く、突然降る事もありますよね。
共働きの家庭が多いので突然の雨は厄介です。せっかくの洗濯物が濡れてしまいます。
③花粉
国民病の花粉症。衣類についた花粉が家に入るだけでしんどいですよね。
この時期は部屋干しやコインランドリーに行く人が増えます。
②メリット
- 高気密・高断熱は乾燥する
- 部屋干しでも臭くない
- 経済的
- 家事が楽になる
- 外観が良くなる
ランドリルームのメリットはこんな感じでいっぱいあります。
①高気密・高断熱は乾燥する
現在の家は断熱性や気密性を高め、換気によって湿気をを逃がす構造です。暖房は、エアコンや床暖房を使うので部屋が乾燥します。(石油ストーブは水蒸気が多い)
そのため、洗濯物が乾きやすいランドリルームに適しています。
冬は加湿器が必要と言われるほど乾燥するので、洗濯物の湿気で潤す事ができます。
②部屋干しでも臭くない
洗濯物が臭くなる原因は、菌の繁殖です。
お風呂の残り湯や洗濯槽の菌が、洗濯物に付着するのが主な原因です。雨の日に洗濯物をためて、大量に洗うので菌が落ちません。
24時間換気が付いているので常に空気は新鮮。毎日洗濯でき、部屋も乾燥しているので臭くなりません。
③経済的
雨が多い時期や花粉の時期は、コインランド―を利用するって方も多いはず。
コインランドリーは、お金だけでなく時間も無駄に使っています。
④家事が楽になる
ランドリルームは、洗濯機、乾燥機、洗濯物干しが同じ部屋で可能です。
水回りで完結するので、めちゃくちゃ楽です。
間取りを工夫すれば、衣類をしまう動線まで短くする事ができますよ。
⑤外観が良くなる
ベランダが無くなりスッキリします。
インナーバルコニーやルーフバルコニーは、専門家から見たら残念な家です。
一般の方、専門家どちらからもいい家と言われます。
その3:部屋の広さ
採用している方の主な設備は以下の通り。
- 洗濯機
- 乾燥機
- 脱衣所
- 物干し
どのように使うかは人それぞれです。
何度も言いますが、「いかに家事を楽にするか」がポイントなので、ある程度の広さが必要になるかもしれません。
その4:デメリットは間取り
洗濯作業を全て1階で行いたいので、できれば1階に作りたいです。
ですが1階は広さを確保しずらいデメリットがあります。
- リビングダイニング
- トイレ
- お風呂
- 脱衣所
上記は一般的な家の1階間取りです。
1階のは大きなリビングがあるため、2階とのバランスが悪いですよね。
2階は、子供部屋と寝室が主なので間取りに困ってしまいます。
解消方法:2階にリビングダイニング
2階にリビングダイニングの間取りにすることで、1階にランドリールームや納戸を広くとる事ができます。
また冬は1階で温められた空気が2階に行くので、エアコンの乾燥させたときの空気が2階に流れるので経済的です。
最後に:家は住みやすさを重視する
バルコニーで住環境が良くなることはありません。
インナーバルコニーは、マンションで上下階の移動がないからこそ有効です。
ルーフバルコニーは使わなくなります。台風のたびに無駄なかたずけと掃除をします。間違いなく後悔しますよ。
共通する最大のデメリットは雨漏りです。住宅に詳しい方らなら誰も「やめておけ」と言うはずなので。
ランドリルームは、現代の家に必要な住みやすさを実現させる間取りになので是非検討しましょう。