後悔しない家づくり。失敗しないためにブログで伝えたいこと。

家族と幸せに暮らすため、後悔しないためにも、住宅について数年勉強し、土地から1年以上をかけて注文住宅を建てました。

住宅ローンが借りれず、あきらめかけた事もありましたが、家族と幸せに暮らすための家づくりを、目標に出来る限りの事をしました。

家づくりのブログを参考にし、カタログやパンフレットを取り寄せ、毎日にらめっこの日々。住宅展示場では、広さや価格、現実を思い知らされました。

家を建てる決意!

私と妻は、都内のワンルームのアパートから生活をはじめました。

都会に疲れ、田舎の少し広いアパートに住み始めました。

数年後、2人目の子供が産まれアパートがせまくなり、少し広いマンションに引っ越しを決めたのですが、住んで数日後には、下階からの苦情。

子育てのストレス、苦情、結露によるカビに悩まれる日々。

そして、家を建てる事を決めました。

お金が無いからと言って、妥協はしたくなかたし、失敗だけはしたくなかった。

子供たちが自由に遊べて、妻が楽に家事ができて、私が死んでもお金のかからない、30年メンテナンスフリーの家づくりを目指しました。

最高の建築士に出会い夢をかなえてくれました。

失敗しない家づくりとは

私は、ブログを通じて失敗しない家づくりを、紹介したいと思っています。失敗しない家づくりを目指すには、施主が住宅について勉強し知識を得なければなりません。

知識といっても、難しい構造計算や省エネルギーの計算ではありません。家づくりには、失敗が許されないのです。数万円の買い物ではありません。

経済評論家は家を買ってはいけないと言います。しかし、住宅マニアになれば、損をする事はありません。光熱費が安くなり、1年中快適に過ごせる家が実現します。

ところで、住宅の寿命って何年だと思いますか?なんとなく30年ってイメージがありませんか?

柱に使わる木は、50年も60年も生きているんですよ!住宅に使われるとなぜか、半分で終わってしまいます。

ヨーロッパでは、築年数50年以上の家は、当たり前です。日本では30年で終わってしまうのは不思議ですよね。

現在の日本の住宅レベルは、韓国や中国にだって負けています。世界基準の家を日本で建てられる中小建築会社はほどんどいないのが現実です。

家づくりに失敗している人は、建築会社の都合で家を建てさせらている事に気付かないまま住んでいます。

そして、数年後に不便さに気づきます。

家の寿命は、50年以上が当たり前

しっかりした設計・施工をして、メンテナンス、修繕していけば、50年以上暮らす事ができます。

雨や湿気は家を傷めつけます。

雨や湿気の多い日本では、その対策をしていない住宅だらけなんです。結露は目に見えない所でも起っています。そして中から腐って行くんすよ。

雨漏りと基本構造部分の瑕疵担保責任は、たったの10年しかありません。たった10年持たせれば、逃げられてしまうんです!!

その時後悔しても手遅れです。残念ながら日本のハウスメーカーは、まともな商売形態ではありません。昭和時代から変わっていないのが現状です。目に見えない欠陥は山ほどあります。

また、日本は地震大国なので、耐震強度ばかりが注目されます。最新の設備を取り入れれば、家は倒れる事はないでしょう。しかし、周りはどうですか?インフラは、復旧に時間がかかり、人が住める状態ではなくなります。しかも、一生に一度あるかわかりません。そんな所に大金をかけても無駄になってしまう可能性があります。

日本で最も重要なのは、雨や湿気から家を守る事なんですよ。

雨、湿気、カビから家を守る

雨から家を守るには、屋根が必要です。屋根の軒は外壁を雨から守ってくれます。

日本の雨は、横雨が特徴です。そのため、最も雨漏りが多いのは、外壁です。その事を知っていながら、メーカーは屋根の無い家や軒の無い家を建てます。

万が一雨が入ってきたときには、品質の高い透湿・防水シートが必要です。

結露を起こす住宅は欠陥住宅と言っても過言ではありません。結露は家の内外部に発生します。守れなければ、家の寿命は縮まります。守らなければカビが発生して、人体に影響を与えます。

設計はもちろんですが、家を建てる人の技術や理解も必要です。

お金はないけど豊かな家づくり

ゼロエネルギー住宅、メンテナンスフリー住宅なので、上記の条件を満たした時点で、かなりの予算です。

そのため、内装はお金をかけていません。

シンプルな作りです。吹き抜けもないし、無垢や漆喰も使っていません。(左官を習っていたので、寝室の一部はDIYです)

お風呂は、一番安いシンプルなユニットバス。キッチン、トイレもよけいな機能は一切付けていません。設備は極力シンプルに!を心がけました。

「家づくりで最も無駄な事は、内装にお金をかける事」

「シンプルなほど住みやすい」

有名な建築家なら誰もが知っています。

子供たちは、裸足でかけまわっています。クロスも漆喰調の安価な物を使用していますが、漆喰ですか?ってよく聞かれます。工夫すれば安価な物でも、普通の人は見分けられません。

子供部屋の落書きも思い出になります。子供たちが飛び跳ねて、自由にあそべてる家が完成しました。家族が楽しめる家、安心して暮らせる家になりました。

私の家づくりに共感してくれた方が、同じ様に家を建てました。今後も広がっていくでしょう。

家づくりは家族のために

私だってオシャレな家にあこがれます。だけど、内装をオシャレにすることは、家具でもできます。

家具は失敗しても買いかえできますが、家はもう買う事ができません。

おしゃれなカビだらけの家に住みたいですか?

家づくりは、家族を守ってくる家をつくる事が大前提です。

家事が楽になり、子どもが自由に遊べる。ストレスが無くなり、世界一快適な空間を実現する事を優先させなければいけませんよ。

失敗しない家づくりを勉強して、知識をもって後悔しない家づくりを目指して欲しいのでブログを書いています。

家づくりをスタートさせる方は、「家づくり講座」を読んでみて下さい!!