ゼロエネルギー住宅がお得すぎる!地域型住宅グリーン化事業に注目

『地域型住宅グリーン化事業のゼロエネルギーハウス』で家を建てました。

なんじゃそりゃ!名前長過ぎですよね。

私もいまだに「グリーンなんちゃらハウス」って呼んでます。

 

建てられる工務店に限りがあるので、タイミング次第なんですが、これから注文住宅を考えている方は、是非検討していただきたい住宅です。2030年に日本が義務化を目指している省エネルギーハウス。

 

光熱費がかからなず、快適で過ごしやすい住宅が可能になります。

国が目標としてる住宅なので、大きな補助金が期待できるんです。

光熱費はどのくらい安くなるのか?補助金はいくらもらえるのか?ご紹介します!

 

平成30年度地域型住宅グリーン化事業のゼロエネ補助金は140万円

最大のメリット補助金の金額です。域型住宅グリーン化事業のゼロエネルギーハウスの補助金は最大140万円です。

主要構造材に地域材を使用した場合に、20万円、キッチン、浴室、トイレ又は玄関のうちいずれか2つ以上を住宅内に複数箇所設置する場合最大30万円の補助が受けられます。つまり、最大の補助金は190万円です!

 

140万円はパナソニック製の5kw相当の現行太陽光システムが取り付けられる価格なので、そのメリットは大きいです。太陽光発電システムをタダで取り付けらる金額。

 

これだけの発電量があれば、売電金額もかなりあるので、年間の水道代金を除いた光熱費は、ゼロ。まさにゼロエネルギー住宅なんですね。

追記:平成30年度地域型住宅グリーン化事業 ゼロエネ補助金は、140万円

 

設備のメリット

 

ゼロエネルギー住宅は省エネルギー住宅です。太陽光発電システム、24時間換気システム、オール電化、エコキュートなど、省エネ対策の設備が必要とされます。

 

太陽光発電、気になる電気代は?

 

太陽光システムは5.85kw、エコキュート2台、HEMS、スマートコスモ、その他もろもろ、すべてパナソニック製で、工事費込みで約320万円でした。二世帯住宅なので設備費は割高です。

出力保証は25年(72%を下回った場合)、パワコン等の保証は15年です。

 

年間電気代
売電合計・・・約16万円
買電合計・・・約15万円(2世帯+職場の電気代の合計)

 

二世帯分の電気料金と職場の電気料金の合計よりも、売電金額が上回りました。

昨年、最も安かった電気使用料金は6月で、1ヵ月5,673円です。二世帯+職場の電気料金です。オール電化なのでガス代はかかりません。

家を建てる前は、職場、親世帯、私の世帯電気代とガス代、さらに石油ストーブも使用していたので、当時の水光熱費は、月平均3万円です。年間約36万円もかかっていたんですね!

 

売電を含めた金額は、家を建てる前に比べ、年間37万円(売電含む)もお得でした。

パナソニックのHEMSシステムに加入している方は、スマホアプリで電気使用量の順位を見ることができるます。先週の順位は3,627世帯中2,882位でした。3世帯分の電気を使っているので、下位の方ですね…。

 

上位は、年間の水道代を除いた光熱費が年間で5万円以下でしょうね。きっと節約家の方でしょうから、年間3万円とかもありえそうですよね。年間ですからね!!年間3万の光熱費も夢じゃないって凄すぎです。

 

また、契約電気のプランによっても大幅に電気代が変わります。深夜割引のあるプランが必須。エコキュートは昼間稼働させず、深夜に沸き増しを行う設定にする事で、大幅に電気料金を減らすことが可能です。

 

24時間換気システム

 

 

ゼロエネ住宅に取り付けなくてはいけないのが、『24時間換気システム』です。密閉された空間なので、空気の入れ替えを常に行っているシステムです。

この換気システムがしっかり機能しないと、結露の原因となりますので、配置や施工には十分打ち合わせしてください。

 

換気だけではなく高性能フィルターがついていますので、花粉症にも効果を発揮します。完ぺきではないですが、家の外と中では全然違います。

 

マーベックス澄家Eco換気システム

 

埃や空気中の油分もとってくれます。キッチン周りのべたつきも軽減され、換気扇の汚れも少なくなりました。換気扇のお手入れは半年に1回で十分です。

換気口の設置位置は設計士さんと、念入りな打ち合わせをおすすめします。このシステム当初、信用していませんでした。お任せで取り付けてもらったのですが、想像以上に活躍します。

 

おすすめの設置場所

  • ウォークインクローゼット
  • パントリールーム
  • ランドリールーム
  • 寝室

 

以上の、ホコリの多く出る個所や湿気ゾーンには増設してもいいかもしれません。

パントリールームは大きめに間取りを取る事で、キッチンが使いやすくなります。換気も設置すれば、ゴミ箱の嫌なにおいがしませんよ!

洗濯物がよく乾くので、部屋干しのイヤ~な臭いがしない!!

ランドリリールームを設置してそちらに集気口を取り付けるのがベスト。間取りが広くとれるなら、ランドリールームはおすすめですよ!!

 

その他のおすすめ設置場所

  • トイレ
  • キッチン周り
  • クローゼット
  • 洗濯機周辺

 

ゼロエネルギー住宅設備の初期投資額は?

 

太陽光システム、24時間換気システム、LED設備、エコキュートなどもろもろ合わせた我が家の場合です。

2世帯住宅なので、合計400万円程。(インターホンのモニターシステムも含まれています。)とても高額でした。

 

しかし、400万円から補助金の215万円を引くとなんと185万円です。

二世帯分で185万円なので、エネルギーメリットも考えたら超お得です。

 

結露はないし、部屋干しも臭いがしない。売電でお金も入ります。
売電可能は10年間可能なため、全て貯蓄に回せば、150万円の貯蓄が可能になります。

 

最大の補助金をいかせば、お得な上に高性能の家が建つんです!!

ただし、高額な住宅になるので、こちらも参考にして下さい。

『地域型住宅グリーン化事業のゼロエネルギー住宅』のデメリットにつて書いた記事です。

 

施工に手抜きが無い

 

事業の趣旨
本事業は、地域における木造住宅生産体制を強化し、環境負荷の低減を図るため中小住宅生産者等が、他の中小住宅生産者や木材、建材流通等の関連事業者とともに連携体制(グループ)を構築して省エネルギー性能や耐久性等に優れた木造住宅・建築物の整備やこれと併せて行う三世代同居への対応等に対して支援を行うことにより、消費者の信頼性向上、地域経済の活性化、木材自給率の向上、住宅の省エネルギー化に向けた技術力の向上、子育てを家族で支え合える三世代同居など複数世帯の同居がしやすい環境づくりなどを目指すものです。

 

つまり、設計士や建材屋、工務店等が、協力しあって一つの住宅を作り上げていきます。連帯でつくるため、作る側も気合いを入れて作ります。一つのミスが連帯責任になりかねません。

 

現状でこの家を建てられる、工務店は少ないんです。

基準の高い家のため建てる事ができません。

一級建築士の設計、2級建築士の大工が2人、大手建材メーカーの重役監視のもと建てられた高水準の家です。

 

まとめ

 

地域型住宅グリーン化事業のゼロエネルギー住宅は環境の視点から見ても素晴らしく、さらに補助金がでます。

ゼロエネ住宅の+太陽光発電の電気代の安さにはとにかく驚かされます。節約効果が最大限に活かさせる家づくりが可能です。

 

住みやすい家づくりを目指すのであれば【地域型住宅グリーン化事業のゼロエネルギー住宅】を是非検討してみて下さい。

建てられる数に限りがありますので、地域の工務店や事務局にお問い合わせください。