地域型住宅グリーン化事業 ゼロエネルギーハウスのデメリットとは?

いいことばかりの住宅、『地域型住宅グリーン化事業のゼロエネルギー住宅』

しかし、多くの設備を必要とするので初期投資が気になりますよね。

デメリットをまとめてみました。

[relationId head=”合わせて読みたい” postid=”160,2654″ color=”black”]

 

ゼロエネルギーハウスのデメリット

金額面のデメリットがとても大きいです。計画的な設計をしないと、お金が足りなくなってしまいます。

将来的なコストについても、考えなくてはいけませんよね。どんな住宅でも、修繕費の貯蓄は必要です。

初期投資を回収が不安。壊れた時の費用が高額。

初期投資の回収に関しては、現状では問題ないありません。

 

売電システムが中止になった場合には、余剰電力をためておく装置、『蓄電池』が必要です。現状ではまだ価格は高額ですね。日本では、電気自動車の普及も進まなそうなので、住宅ばかりでなく、車も世界から遅れてしまうかもしれません。

 

太陽光発電はじめ、設備が壊れた時の修理費用は、高額になります。補助金が出たために相殺されたと思っていますが、万が一に備えての貯蓄は必要です。

また、第4次産業革命の現在、太陽光システムに代わる製品が出る可能性もありますよね。

建てられる戸数が少なく、申請に時間がかかる

地域型住宅グリーン化事業のゼロエネルギー住宅には、細かい構造計算が必要です。私の家は申請から、許可が下りるまで約2か月かかりました。ただ、年度末だったので、時間がかかりました。いずれにせよ、早めに、工務店に相談するなど計画的に進めていきたいですね。

 

ゼロエネルギー住宅は、取り扱える工務店が少ない事と、割り当て戸数が少ないのが現状です。申し込み希望の場合は、常にアンテナを張っておきましょう。

フラット35Sにの申請にも計画書が必要です。該当する住宅の場合は、金利優遇期限に間に合うようにしましょう。

設計の自由度が少ない

断熱機能や風通し等を考慮し構造計算するので、間取りに自由度がないと言われます。あれもしたい、これもしたいの住宅には向いていません。

 

ただ、シンプルな作りの方が、家にとっては大きなメリットになります。

[kanren postid=”1029″]

システムが複雑すぎ!

太陽光システムや24時間換気、またそれらの監視装置やHEMS(ヘムス)は、システムが複雑でわかりづらいです。電気工事士でも慣れていないと頭を抱えてしまいます。パナソニックの方にも来ていただきましたが、プロですら設定に時間がかかります。当然、素人が理解するのは大変でなんですよね。

必要かと聞かれれば、なくてもいいかなって思いますが、これからの世界基準はスマートハウスですからね。使いこなすことができれば、スマホで外出先からの操作も可能。それぞれの機器とリンクすれば、遠隔操作することが可能となります。「アレクサ」電気消してとか、「OKグーグル」お風呂沸かして、とか言ってみたいです。

HEMSは使い方が複雑ですが、スマホとの連動で、1日の電気使用量を知られてくれたり、節電目標を設定できたり、節約には大変効果のあるシステムのようです。

私のような機械音痴にはちょっと複雑すぎます。もうちょっとなんとかなりませんかね?

坪単価が上がる

完全二世帯住宅なので、坪単価は75万円です。単価だけで見ると高いですよね。ただ、ランニングコストを考えれば坪単価はかなり下がると思います。

 

それでも、初期費用がかかるので、予算に余裕がなくなる場合が考えられます。

坪単価は目安なので、金額だけではなく、メンテナンス費用や、30年後の状態まで見据え検討する事が、家づくりには必要です。

工期が長い

地域型住宅グリーン化事業は地域の工務店、設計士、建材屋等がチームを組み、計画し建築します。申請の時間や打ち合わせが多くなるため、時間がかかります。

 

また、中小工務店が造くるので、大手ハウスメーカーのようなスピードでは進まないでしょう。

初めの打ち合わせから、入居まで1年以上は、覚悟しておきましょう。

まとめ

最大のデメリットは、初期費用ですが、補助金があるためメリットの方が多いと思います。単坪単価やネット上の情報に惑わされないよう、資料請求を行い『地域型住宅グリーン化事業』の家づくりが、自身のスタイルにあっているか、考えましょう。

 

最新機器の使い方についてはかなり苦労すると思います。使いこなせない機能や、使っていない機能もありまよ。とにかく複雑。

 

また、設備が壊れた時の修理費用や買い替えのためにも貯蓄が必要となりますね。デメリットがある事を理解して検討して下さい。