今回はこんな質問にお答えします。
日本は曇りや雨の日が多いので、太陽光発電は効率を一番に考えると答えが出ます。
・光が当たる方角
・光がパネルに当たる角度
・光を遮蔽する建物が無い
上記の3点をクリアしていることが絶対条件です。
では、どのくらいが理想なんでしょうか?
答えを言ってしまうと、一般的な4人家族の住宅で理想の発電量は5kwです。
住みやすさや金額など総合的に考えると、これ以上でも以下でもありません。
答えは決まっています。
注文住宅の発電量は5kwが理想的な理由
4人家族の一般的な住宅では、4~5kwの太陽光発電を設置している家が最も多いです。
その1:一般家庭(4人家族)電気使用量
その2:屋根の形とパネルの枚数
その3:10kw以上はなぜダメなのか
上記のな理由があるからです。
詳しく説明していきます。
その1:一般家庭(4人家族)電気使用量
- 家庭で消費する電力の平均以上
- 余剰電力を売電できる
①家庭で消費する電力
4人家族が使用する年間消費電力量の平均は、5,500kWhです。
5kwの太陽光の発電量は年間約、6000kWhほどなので十分です。
※取り付けた地域によって違ういます。全国の平均値です。
5.85kwの発電
二世帯(5人)+店舗と消費電力が多い我が家ですがそれでも余剰電力で売電可能です。
②余剰電力を売電できる
余った電力は、売電できるので無駄なく消費する事が出来ます。
契約プランやHEMSの導入など節電をする事で、多くの余剰電力が売電可能になります。
その2:屋根の形とパネルの枚数
- 理想の屋根の形
- 5kwのパネル枚数
①理想の屋根の形
- 光が当たる方角
- 光がパネルに当たる角度
多くの太陽光をパネルに当てるためには、角度が必要です。角度を付けるには屋根が必要で効率よく発電さる屋根は以下の2つ。
・切妻屋根
・片流屋根
三角屋根と片側だけの屋根なので、パネルが載せやすいです。
屋根は雨から家を守るのに最も適している屋根の形は、切妻屋根と言われています。
5kwのパネル枚数
5kwの太陽光パネルを屋根に載せた場合、パネル数は平均する20枚ほどです。
この数は、30~40坪の二階建て切妻屋根にちょうど載せられる数です。
見た目もきれいに収まります。
つまり、4人家族の一般住宅では、切妻屋根+太陽光発電の組み合わせが最強なんです。
その3:10kw以上はなぜダメなのか
- 太陽光はエコシステム
- 雨漏りリスク
- 無駄になる可能性
①太陽光はエコシステム
太陽光発電は、住宅で足りない電力を自然の力で補うのが基本的が考え方です。
家づくりは、エコハウスをローコーストで建てる事が本来の目指すべき姿だと思っています。
もちろん、売電目的を否定するわけではありません。
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いずれ必ず太陽光パネルのゴミ問題が出てきます。自分の心と相談して決めましょう。
②雨漏りリスク
太陽光の設置には雨漏りリスクと隣り合わせです。
設置した家すべてに可能性があります。
当然、数が多ければ多いほどそのリスクは高くなります。万が一雨漏りした際は、場所を特定するために大掛かりな工事となります。
日本で最も雨漏りに詳しい方は太陽光発電の設置を推奨していません。
③無駄になる可能性
20年後は、夫婦だけの生活になります。
大量に発電した電力は、無駄になるかもしれませんよね。
蓄電池や電気自動車に使えるかもしれませんが、もっとすごい技術が生まれる可能背は否定できません。
最後に:太陽光発電を設置する前に導入メリット計算しよう
住宅の様々なリスクやコストを考えると、5kw程度が理想的ですが設置をする前に、導入メリットを計算する事をおすすめします。
導入メリット
- 設備費用
- 年間の消費電力
- 今の家と新しい家の電気代を比較
上記の事を調べてどのくらいメリットがあるのか計算してみましょう。
このメリットが少なければ、無駄な投資となってしまう可能性もあるので、必ず確認してから検討して下さい。
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