災害時(停電)でも強い家【ゼロエネ住宅】省エネ住宅の防災対策とは?

また、大きな地震が起きてしまいました。日本ではいつどこで大きな地震が起きてもおかしくありません。

今回の地震では、大規模な停電がありました。

ゼロエネルギー住宅や省エネルギー住宅は、災害時でも電力の確保が出来きます。2030年基準の住宅を建て、防災意識を高める事で、安心を手に入れるい事が出来ます。

太陽光発電は停電時に使える?

停電時でも太陽電池モジュールが発電していれば、電気を使用する事が可能です。

ただし、通常運転だと電力会社の電力停止時は、使用する事ができません。パワーコンディショナーを自立運転に切り替え、自立運転用のコンセントに差し込んで使用する事が可能です。

通常の日射量であれば、停電時でもご飯を炊いたり、お湯を沸かす事が可能。電子レンジや冷蔵庫も使えるのでその場しのぎにはなります。

スマホの充電が出来れば、災害時にはとても役に立ちます。情報が大事ですからね。

夜間は使用できない

当然ですが、日射のない夜間は蓄電池が無いと使用する事はできません。停電時の対策として、充電タイプの機器を揃えて置くと安心です。夜間で困るのは明かりです。昼間充電し夜に備える事が出来ます。

明かりやスマホが使えれば、夜間の停電時でも安心です。

蓄電池は、価格も高い上、性能面でもまだ発展途上です。価格に見合ってないので、太陽光発電を導入しても蓄電池はまだ不要かもしれません。

オール電化住宅

オール電化住宅では、停電時は家の家電はまったく機能しません。なので、電力が復旧するまでは、お湯を沸かす事も出来きませんよね。

そこで、重宝するのがカセットコンロです。災害時用に買わなくても、冬場の鍋料理にも使えるので、買っておくと安心です。ガスボンベは、5年程度は問題なく使用できます。長期間使用しなかった場合は、錆び等確認して安全な場所で確かめてから使用しましょう。

冬場の対策

電力が止まった場合には、太陽光が使えてもエアコンの使用は厳しいかもしれません。

高気密住宅なので夜間でも熱を逃がさないので、関東では全く問題ありませんが、寒い地方では、寒さへの対策が必要です。

そこで大活躍するのが、石油ストーブです。東日本大震災の時も重宝しました。小型のモノであれば、それほど高くありませんが、通常は使用する機会が少ないので、悩みますよね。我が家の場合は、冬場外で使用するので問題ありません。

ただし、高気密高断熱住宅での石油ストーブの使用は、危険なので換気等、十分注しましょう。

カイロが大活躍

冬の災害時に活躍するのがホッカイロです。普段は、ちょっとあったかい程度に感じるかもしれませんが、極寒の中では神です。災害時の備蓄用として一緒に保管しておきましょう。

使用期限がありますが、数年経過していても問題なく使用できます。シーズン前に前年のストックと交換して置きましょう。

災害時に強いゼロエネルギー住宅

一昔前のオール電化住宅は、災害時には弱いと言われていました。しかし、現在のゼロエネルギー住宅の様な省エネ設備では、災害時はとても強い。

昼間の電力が十分確保でき、断熱効果も高いので、エアコンを使用しなくても、寒さに凍える事なく生活可能です。

ゼロエネルギー住宅を建てる際におすすめなのが、地域型住宅グリーン化事業で建てた家。住宅設備も素晴らしく、補助金もたっぷりもらえます!

ライフラインの復旧は早い

電気、水道の基本ライフラインの復旧の速さは、日本は素晴らしいです。やるまでの手続きに問題がありますが、やると決めたら世界一速いです。

そのため、停電になっても強いゼロエネルギー住宅に住んでいれば安心です。数日間の電力は問題ないでしょう。

家は地震に強い

現在の地震に対する住宅基準は、異常なほど高いです。通常の住宅でも一回の震度7なら耐えられます。

過剰な地震対策の家は、確率から言えば無駄です。建てても活躍する日は、来ないと言えます。

それよりも需要なのは、土地選びです。

震災時でもっとも住宅が被害を受けるのは、地震による、火災や津波、土砂崩れです。地震での家屋の倒壊よりも圧倒的に多いのが、地震以外の災害です。

住宅を購入する際は、建てる場所や、造成する前の土地を良く調べる事がとても大事なんです。

液状化の被害や土砂崩れは、自然災害ではありません。本来建ててはいけない場所に建てるからです。ほとんどが人災と言っても過言ではありません。

住宅メーカーは、その事には触れず、家を売るためになんでもします。地震の設備にお金を出させ、肝心な事は言いません。危険を承知の上で売りつけていますよ。住宅関連の闇は昔から変わっていません。

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まとめ

災害時の停電でも安心の住宅を建て、防災グッズを揃えておけば、安心です。

ゼロエネルギー住宅は、災害にも強く、普段の電力もかかりません。この夏は、3台のエアコン付けっ放しでも電気代は、1万円以下でしたからね。

将来的なコストを考えたらもっともお得な住宅です。これから建てる方は、是非検討して下さい!!