【省エネ住宅】エアコン2台を24時間付けっぱなし!気になる電気代は?

今年は、7月の中旬から1ヵ月間、異常な猛暑でしたね。ほぼ毎日、35°前後の気温で、夜間も気温が下がらず、連日の熱帯夜。

そこで、この期間、24時間フル稼働でエアコンを使用してみてどのくらい電気代が上がるか、試す事にしました。

1ヵ月間、20畳用エアコン2台が24時間フル稼働で。その他も日中は別のエアコンも使用しています。その結果・・・。

今年の夏の電気代

うちの設備は以下です。

  • 5.85kwの太陽光発電
  • オール電化&エコキュート
  • エアコン3台(20畳用2台・10畳用1台)(2台は24時間フル稼働・1台は昼間フル稼働)
  • その他、エアコン1台使用(1日3時間程度)

 

7月から8月の中旬までの猛暑期間は、エアコンは24時間フル稼働でした。出かけていても止めないで、つけっ放しです。2世帯住宅のため、2台を24時間フル稼働。さらに職場のエアコン1台は、昼間フル稼働です。

合計3台のエアコンが、ほぼ毎日動いていました。

7月18~8月16日までの電気使用量

今年のもっとも暑かった期間での総電気使用料は、9,000円でした。エアコン24時間フル稼働が2台あっても、全く問題ない金額でした。

これは、昼間太陽光が頑張って働いてくれたおかげです。もちろん余剰電力の売電分もあるので、この夏の電気代は全くかからなかった事になります。

7月18~8月16日までの売電

エアコンフル稼働でも、売電が上回ってくれるのでうれしいです。

今年は、異常な暑さだったので、24時間フルが正解でしたね。体を壊すよりはましですからね。車に乗っていて熱中症になってしまいましたが、あんな思いは2度としたくないです。

夏場は、エコキュートにかかる電気代を節約出来る

オール電化でもっとも電気代がかかるのがエコキュート。夏場の節約は、必須です。

家庭にもよりますが、我が家の場合、夏のお風呂はシャワーで済ませます。暑さのせいで誰も湯船に入りたがりません。

お湯をためないので、エコキュートの湯沸し量は、冬場の1/4程度で済んでしまいます。エコキュート2台分にかかった1か月分の電気代は、1,000円程度です。

エコキュートの電気代は、都市ガスやプロパンガスのフルオート機器に比べて圧倒的に安いので、お湯をためてもそれほど問題はありません。

1ヵ月24時間フル稼働でも問題なし!

エアコンを24時間フル稼働させましたが、思ったよりも電気代が上がらなかったので、この程度なら問題なしです。

電気代が1万円上がってしまうと痛いですが、使用量は、昨年に比べて2,000円上がっただけでした。

余剰電力なので、その分売電量が、昨年より少し減っていました。

設定温度は26度

エアコンの設定温度は、26度に設定。

夜は、寒く感じる日もありましたが、1日を通して快適に過ごせ、暑いと感じるこはありませんでした。

家の形や断熱性能

2世帯住宅と職場の電気代の合算でも一般家以下の電気代に抑えられた理由として、家の構造や断熱性能が挙げられます。

 

総二階建ての切妻屋根にした事によって、太陽光が最も働いてくれる角度やパネルの設置にしています。また、屋根の軒を出すことによって、家の中への日差しを抑える事が出来きます。

高気密高断熱住宅の省エネ住宅は、断熱効果が高いので、効果的にエアコンを使用する事が出来ます。冷えた空気を逃がすことが無いので、過剰に冷やす必要がありません。

まとめ

今年の夏の前半は、猛暑続きでしたが、24時間つけっぱしでも電気代が、大幅に上がる事はありませんでした。

省エネ住宅でなくても、エアコンをフル稼働させてもさほど問題ないと思います。電気代を気にしすぎて、体を壊してしまったら結果的に損しますからね。病院代、薬代、仕事を休んだら大損です。

これから住宅を検討する方は、効率よく省エネ出来るように、設計をする事がとても重要です。将来的なコストは、数百万円も変ってしまう場合があります。

おすすめは、『地域型住宅グリーン化事業のゼロエネルギー住宅』。建てられる数に制限があるので、早めに工務店などに相談してみて下い。検討の価値ありですよ!!