【買ってはいけない土地や家】教訓を活かし災害に備えなければならない

今年も、数十年に一度の大災害が起きてしまいました。

地震活動や火山活動も活発になっており、いつ起きるかわからない災害に備えが必要です。

土地や住宅の購入も同じで、少しでも安全を手に入れるために、慎重に検討しなければなりません。

日本に安全な場所など無い

熊本地震は、M6.8以上の地震が30年以内に起きる確率が、太平洋沿岸と比べて、低い確率でした。そして地震の発生確率の少ない中国地方で、「平成30年7月西日本豪雨」では、雨による土砂崩れ、川の氾濫等による大災害が起きました。

これら災害は、数百年に一度や数十年に一度と言われていますが、毎年聞いているよな気がします。。日本では、数十年に一度の災害が、常にどこで起きてもおかしくないんですよね。

家や土地の購入は慎重に

本来、家を建ててはいけない土地に住宅が建っているケースは非常に多いです。山を削った造成地、埋め立て地等は、絶対に家を建ててはいけません。「安全」と言う言葉に騙されないようにしなければなりません。

田んぼや湿地を造成した土地も安全とは言えません。湿気はこもりますし、地盤の安全性は保障できません。地盤調査の専門家も避けた方が良いと言っていました。

地盤調査を必ず行う

安全な土地を見つけたとしても、地盤調査を必ず行うようにしましょう。

そして、地盤が弱い場合は、適切な工法による補強を行って下さい。費用がかかるので、痛い出費ですが、命には代えられませんからね。

ただ、住宅も土地もそうですが、過剰な地震対策を行う業者も存在します。大手の免震・耐震住宅も本当に必要かよく考えて下さい。住宅地で地震に対して過剰な家を建ても、周りの家が住める状態でなければ、その地域は更地だらけで、誰も住まなくなる可能性もあります。

予測に頼らず自分で判断する

地震確率、天気予報などはあくまでも予測です。常に何が起きるかわからないので、災害に対する準備を行うようにしましょう。防災グッズ、水や食料のストックをし、家族でどのように行動を取るか話し合いも必要です。

起きてから逃げても手遅れです。当然予想が外れる場合もありますが、それでも逃げる行動が大事。自治体の対応に頼るのではなく自分で判断しなくていけません。

教訓を忘れない

現在でも、大地震や大津波が来ると言われている地域に大勢の方が住んでいます。

狭い日本の国土では、仕方ない部分もありますが、これから家を購入したり土地を購入する場合は、ここ十数年の教訓を活かさなければなりません。

利便性で土地を選ぶ必要はない

現在はネットの普及により、利便性を追求する必要は、昔ほど少なくなりました。買い物に便利な土地じゃなくても、大半の物はネットで購入可能です。

食料も宅配系のサービスがありますからね。時間を買うと思ったらスーパーに行くよりお得かもしれませんよ。

まとめ

大災害の多い日本では、住宅選びの基準をもっも見直さなくてはいけませんね。私の住んでいる地域でも、「平成30年7月西日本豪雨」レベルの雨が降ったら、川は氾濫しますし、新興住宅地では沈下する可能性もあります。

そうならないためにも、業者の言いなりにならず、自分で調べる事が必要です。

「以前はどんな土地だったのか」

「ハザードマップの確認」

など最低限出来る事してから、土地や家の購入をするようにしましょう。