雨漏りする家を注文しているのは施主です。メーカーは心の中で笑ってる!

新築住宅の5%は、雨漏りすると言われています。もちろんメーカーも承知の事実です。

しかし、メーカーや工務店が全て悪いわけではありません。家を建てる側、つまり施主が、住宅に対して最低限の知識を持つことが大事です。

見た目だけの住宅を作ってしまえば、雨漏りする可能性は、非常に高くなります。メーカーにとっては、「カモな客」です。当たり前ですが、メーカーは基本儲けを第一に考えます。それをふまえて、注文住宅を検討しましょう。

注文住宅の雨漏りは、意外と多い事実

注文住宅は、家をこだわって作ってしまうため、実は雨漏りが多いんです。シンプルな家にこだわりしぎてしまい、屋根や軒の無い家にしてしまいます。

当ブログでも総二階建ての理想の屋根の形を紹介していますが、屋根は絶対に必要です。雨漏りのもっとも多い外壁を雨から守る事ができません。

もっとも家の形として適しているのが、総二階建ての住宅です。見た目のダサいイメージから、少しでも脱却しようと、余計な施工をしてしまい雨漏りする事もあります。

バルコニーをおしゃれに見せたりする事が、雨漏りの原因となります。

太陽光発電は一体型に

太陽光発電は、これからの住宅に必要な設備になります。新築時に取り付ける時は必ず、設計時から計画し、途中から別の業者に頼む事の無いようにして下さい。

太陽光パネルをのせる場合は、高品質のルーフィングや、施工方法などをしっかりしなければ、あっと言う間に雨漏りしてしまいます。太陽光のメリット、デメリットを理解した上で検討しましょう。

特に片流れ屋根は雨漏りが多いです。屋根自体の雨漏りは少ないので勘違いしてしまうか方も多いのですが、雨漏りは、外壁からが一番多いのです。雨漏りに対して、守れる形状にしていない片流れ屋根を多く見かけます。

売電目的の太陽光発電は、将来のリスクは、非常に高いです。片流れ屋根にして、売電目的の危険な家にならないように注意しましょう。

施工業者をしっかり選ぶ

大手ハウスメーカーを選んだ場合、施工するのは、請け負った工務店です。決められた工期内で仕事を終わらせなければいけません。工務店は利益を確保しなければ、食べて行けません。この構図で、お客のために素晴らしい家を作ると言えるでしょうか?

工務店も自社の展示場を持っているからと言って安心してはいけません。自転車操業で次から次へを家を作り、資金繰りに困って建築途中で投げ出してしまう業者もいます。

大きなニュースにはなっていませんが、「はれのひ」や「てるみくらぶ」と変わりありません。建築業界はもっと闇が深いのです。数十年前の建築の本を読むと、今の問題点と同じような事が書かれていますからね。

自分が納得するまで、気になる事は、例え建築途中でも聞いて解決しないと後に後悔します。

見た目は、自己満足

住宅の見た目(形)は、自己満足でしかありません。見た目よりも、総二階建てを基本に、屋根や外壁の建材にこだわる事が第一です。メーカの売りの、30年きれいな外壁のはずが、たった数年でコケだらけになる事だってあります。

完成イメージだけで決めて後悔する人は非常に多いです。

「家づくり」には最低限のルールーを自分で決めて、取り組むようにして下さい。良い建材を使えば見た目は、良くなります。

まとめ

注文住宅で理想の家を建てるからと言って安心しては、いけません。メーカーや工務店の理想の家でも、自分の意見を押し通した家が、理想の家ではありません。

「家のための家づくり」が基本です。

一度雨漏りの家になってしまえば、簡単には解決しません。何度も修理する事になったり、住む限り不安が付きまといます。

後悔しないための正しい家づくりを勉強する事はとっても重要です!

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