【賃貸vs持ち家】賃貸派の方、他人のローンのお支払い苦労様です!

住宅を買うときに必ず話題になるのが、『持ち家vs賃貸』。

結論から言ってしまえば、圧倒的に持ち家です。

賃貸と持ち家はそもそも比べる意味がない。なぜなら、賃貸派の人は、同じ条件で計算していません。比べるなら、広さ、間取り、設備、光熱費比べが同じ条件の賃貸で比べて欲しい。

将来のためを思うなら絶対持ち家ですよ。

なぜ、家やマンションを買ってはいけないのか?

少子高齢化に伴い、子どもの数が減っています。当然、家やマンションは、売るに売れず余ってしまい、「残された子どもたちの負債になってしまう」と言うのが、経済学者の意見です。

彼らは、「持ち家信仰や土地信仰にダマされるな!」なんて言います。

確かに、持ち家は将来売れないでしょう。だからと言って、「賃貸を選びましょう」って考え方は、大変危険です!!

賃貸を選ぶには、将来のリスクが高すぎる事を全く説明していません。

賃貸にローンは無いのウソ

あなたの住んでいる、賃貸アパートやマンションには、不動産経営をしているオーナーがいます。オーナーは、ローンを組んで、そのアパートやマンションを購入しています。では、そのローンは誰が払っているのしょうか?

正解は、賃貸契約者あなた自身です。ローンの利息も、固定資産税も、修繕品も全て、家賃に含まれています。

さらに、オーナーの儲け分も支払いしてますよ。

人の家のローンを代わりに払っているだけなんです!

さらに駐車場代まで支払わなければなりません。ごくろうさまです。

家を売るつもりで買っていない

持ち家を購入する人は、将来売ろうと思って住宅を購入していません。家族が不自由なく広々住めるため、つまり家族の幸せのために購入しています。

特に小さい子どもがいる家庭では、アパートやマンション暮らしでは、音の問題など不都合が多すぎます。安い賃貸であればあるほど、治安も悪いです。

持ち家と同じ広さの賃貸を借りようと思えば、住宅ローンの2倍の賃料を払う事になるんですよ?どう考えても今の低金利の住宅ローンの方が、トータルの支払いは少ないです。

持ち家を選択している人は、子どもたちが、不自由なく成長することを願って購入しているんですよね。反対している人の中には、結婚もしていない子供もいないのに、「賃貸の方がいい」って言っている人もいます。

老朽化の進んだ賃貸に高い賃料を払って住むことになる

賃貸マンションやアパートが、老朽化すれば、修繕をしなければなりません。先に書いたように、その費用は家賃から捻出されます。だから、年数がたっても賃料は安くなりません。

10年前に住んでいた自由が丘のアパートの賃料は、10年たった今も変わってません。

それでも賃貸を選ぶなら、ボロ家を覚悟して住むしかないですね。家賃が安ければ、修繕しない可能性もありますからね。しかも、治安は悪いです。それも覚悟ですね。

高齢者の賃貸はリスクが高い

少子高齢化を語るのであれば、この議論もしなくてはいけません。現在、高齢者の孤独死や孤立死が問題になっています。

発見が遅れた場合は、大規模な修繕が必要になります。染みついてしまった臭いは消すことが難しいのです。特に、賃貸では、オーナーが相続放棄等により修繕費を支払わなければならないケースもあります。

そのため、高齢者に貸すリスクは非常に高くなります。連帯保証人も高齢のケースがあるため、貸すことが出来ないのが現状なんです。

将来、住むところが、限られてしまったり、無くなる可能性もある事を覚えておいてください。

光熱費の計算をしていない

賃貸のアパートやマンションと現在の住宅では、光熱費が違います。これから建てられる住宅は、省エネ基準があります。高気密・高断熱住宅や、太陽光発電を使った住宅、ゼロエネルギーハウスなど、光熱費が安くなるように、設計して作られています。

月々でも1万円近い差が付く可能性があります。私は、マンションから持ち家を購入しましたが、年間の光熱費が、20万円以上安くなりました。

更に太陽光発電を取りいえれた家では、売電も期待できます。
関連記事:太陽光発電の設置の目安とは?注文住宅では、5kw~6kwが理想的!

住宅ローンで失敗するのは身の丈にあったローンを組まないから

私の義理の弟も、賃貸からマンションを購入予定なんですが、賃料と同じローンを組もうとしていたので反対しました。

奥さんも働いている共働きですが、子どもが産まれたばかりです。現在は、産休中ですが、奥さんが仕事復帰しても、すぐに2人目が欲しくなるかもしれません。将来の収入は確実ではありません。

「大丈夫。何とかなる!」が命取りになるのが『住宅ローン』なんです。

「賃貸にした方がいい」とは全く関係のない問題です。

関連記事:住宅ローンは危険です。月々7万円以下の無理の無い返済計画を!

関連記事:大きな家は将来負担になる!家計を考え間取りを小さくしてみよう。

持ち家の最大の欠点は離婚問題

こればっかりは、賃貸の方が有利ですね。持ち家は、離婚後住むには、広すぎてしまいます。思い出もあるので住みづらいですよね。

家を建てる時は、明るい未来が待っていたはずなのに、離婚は様々な物を奪っていきますね。

結婚して、持ち家を持つ予定があるのら、私は同棲生活をすすめます。お互いの嫌な部分をたくさん知る事ができます。完ぺきな人間なんかいない!!

それを受け入れて結婚したほうが、絶対うまくいきます。同棲しても離婚する人は、同棲で失敗しているのに受け入れちゃった人です。

関連記事:【結婚前の夫婦生活】同棲のメリット・デメリットとは?

まとめ

持ち家、賃貸論争のほどんが同じ土俵では語られていません。家族もいなくて一人で身軽なら賃貸で構いませんが、持ち家のほとんどの方が、家族がいての話ですから。

難しく考える事はありません。毎月の支払いが同じ金額で、ボロ賃貸に住むのか、最新設備の住宅に住むのか?

光熱費も安くなります。駐車場代もかかりません。お金の事を本気で考えるなら圧倒的に持ち家です。