シンプルな住宅をを建てたい。
そんな思いで家づくりに取り組んだももくりです。
ベランダやバルコニーは、外観を損ねるだけでなく雨漏り危険があります。
2019年の台風15号で、被害に合った住宅はベランダからの浸水。
それを見て思いました。正直、「ベランダ付けなくてよかった」と思いました。
今回は、私がベランダを付けなかった理由と、洗濯物が部屋干しできる理由をお話しします。
外観を悪くするバルコニーやベランダ付きの住宅
次の三つの理由で私はベランダをやめました。
- 見た目がダサい
- 部屋干しが向いている気候
- 雨漏りリスクが高い
多分ですが、見た目については同じように思っている方が多いと思っています。
①見た目がダサい
見た目の悪さは次の2点。
- 出っ張ている
- 洗濯物がいつもある
シンプルに家を建てたかったので、設計の時点でベランダは却下しました。個人的な意見ですが、どうしてもダサく見えます。出っ張り。
洗濯物って景観をくずしますよね。建てた家が洗濯物で台無しになるのが嫌でした。とにかくベランダが嫌いです。
②部屋干しが向いている
日本の気候を考えてみましょう。
- 雨の日が多い
- 家事が楽になる
日本は平均すると3日に1回、雨が降ります。雨の日に無理やり干して、乾かずコインランドリーに行った経験ありませんか。無駄ですよね。
はじめから家の中で干すことを想定して家づくりをすれば問題解決です。二階で干さなくていいので。
解決方法はランドリールームです。家の中にミニコインランドリーを作ればいいわけです。
関連記事:【ランドリールーム】新築に必須!間取りを広めにラクラク洗濯。
③雨漏りリスクが高い
特に近年以下の理由で危なくなっています。
- ゲリラ豪雨
- 台風が巨大化
短時間でものすごい量の雨が降ります。
ベランダやバルコニーのゴミが、排水溝に一気に流れ込み詰まります。行き場を無くした水が家の中に流れ込み、2階が浸水してアウトです。
「2階」「浸水」「ベランダ」でググれば悲惨さが分かります。
瑕疵担保責任にならない?
雨漏りする理由が、施工に問題のない可能性が高いからです。
ゴミ詰まりは、掃除していない側の責任です。
インナーバルコニーも同じです。
ベランダと変わりない理由です。
- 結局雨に濡れる
- 日当たりが悪い
- 掃除が大変
出っ張りを無くした設計なので人気があります。
椅子やテーブルを置いて、おしゃれな演出をしたい気持ちはよく分かります。でも、1年後使っていません。
日当たりが悪いので洗濯物は乾きにくいです。掃除も大変。家事が楽になるわけではありません。
エコ住宅は洗濯物が乾きやすいなので部屋干しOK。
- 太陽光発電でお安く乾燥
- 部屋が乾燥している
- 部屋が臭くならない
上記の2つはエコ住宅の特徴です。
簡単に説明します。
①太陽光発電でお安く乾燥
- エアコンで乾燥させる
- 電気代がかからない
エコ住宅は太陽光の利用や断熱が高いため、電気代がものすごく安いです。
洗濯物が乾きずらい冬は、ランドリールームでエアコンで乾燥させます。暖かい空気は逃げることなく家全体の温度を上げてくれるので一石二鳥。
②部屋が乾燥している
高気密高断熱の家は部屋が乾燥しやすくなります。
なので、洗濯物は乾きやすいんです。
乾燥する理由
簡単に説明すると、ガスストーブや石油ストーブを使えないからです。
ガスや石油は燃焼の際に水分を出します。
エコ住宅は、エアコンや床暖房で部屋を暖めます。そのため空気中の水分が少なく乾燥します。
部屋が臭くならない
- 24時間換気
- 第一種換気システム
上記のシステムで嫌なにおいが残りません。
現在のエコ住宅は、第一種換気システムと言って、排気も吸気も機械でコントロールしています。24時間常に新しい空気が入ってきます。なので、嫌なにおいが部屋にとどまる事がありません。
補足
換気性能はもちろんですが、専用フィルター、生活臭、花粉、埃など空気より重たい物を吸い取ってくれます。
熱交換装置が付いているので、部屋の温度を変えることなく換気します。
布団はどこでほしたらいいですか?
- 厚い布団がいらない
- コインランドリーを利用する
- 干しても意味がない
上記の理由で布団は基本干さなくても問題ありません。
夜間は、エアコンを使わなくても15℃以下になりません。(外気-2℃)
軽い布団があれば十分なので、コインランドリーで洗濯しています。
布団は干しても意味がない
テレビなどでも取り上げられているのでご存じの方も多いと思います。
現在は、掃除機で吸うのが主流ですよね。
まとめ
私が、ベランダをやめた理由も最後にもう一度まとめます。
- 見た目がダサい
- 部屋干しが向いている気候
- 雨漏りリスクが高い
これから家を建てる方は、ベランダが必要なのかよく考えてみて下さい。
もちろんエコ住宅が条件ですが、決して高い家ではないので、気になる方は以下の記事をおすすめします。