総二階はメリットだらけの住宅。家を建ててよかったこと6つを紹介

こんにちは。総二階の家にこだわっているももくりです。

 

総二階建は、

「デザイン性に欠ける」

「建売っぽい」

など見た目のイメージが悪い。

 

しかし、超が付くほどお勧めの住宅です。

 

住みやすさだけではなく、雨漏りや災害にも強く、素晴らしい住宅です。

 

総二階の家に住んで3年以上経過しました。

あらためて総二階のメッリトを紹介したいと思います。

 

総二階はメリットだらけの住宅。家を建ててよかったこと6つ

 

総二階の良さは次の5つ。

 

その1:建築費が安い

その2:エコ住宅に適した形

その3:無駄がない間取り=家事の効率化

その4:雨漏りに強い

その5:地震に強い

その6:流行りに流されないデザイン

 

それでは掘り下げていきます。

 

その1:建築費が安い

 

設計がシンプルで建築面積が小さい

  • 土地が安い
  • 設計費が安い
  • 基礎工事が安い
  • 建材が少ない
  • 人件費が安い

 

小さな土地を有効に使えます。

一階も二階も柱が同じ場所なので、基本同じ間取りが可能。単純な設計なので、上記の家全体にかかる費用が他の家に比べて安くなります。

その2:エコ住宅に適した形

 

エコ住宅は、簡単に説明すると自然の力を利用し光熱費を最小限にした家です。

気密性・高断熱の家「Q=1.0以下」

  • 外気の影響を受けにくい
  • 一度暖めた熱を逃がさない
  • 家全体の温度管理を効率よく行える

上記のような設計は、建築士でもむずかしいとされ、工務店の半分ほどが建てられない家です。

総二階は「Q=1.0以下」と言うエコ住宅の基準を満たす形に適しています。

 

簡単に説明すると、冬でもエアコンをほとんど使うことなくで生活できるような家。太陽子設置で、光熱費はかかりません。

 

太陽光の効率化

パネル設置に最適なのは個所が以下です。

  • 南側に設置
  • 角度も決まっているので大きな屋根が必要

 

南側に大きな屋根があるのは、総二階の特徴。片側だけの片流れ屋根、もしくは三角の切妻屋根のどちらかが最適です。

屋根の設置は太陽の光や熱を取り込むために重要なので、屋根のない家はエコ住宅とは言えません。

 

太陽光発電は、生活できる分の発電量が理想的と言われています。

 

その3:無駄がない間取り=家事の効率化

 

総二階は間取りに自由が無いと言われますが、自由な間取り程生活するのが大変です。

 

マンションやアパートの間取りは、シンプルですが人間工学的に考えられた間取りです。無駄をなくして生活のしやすさが考えられいます。

 

つまり家事を効率的にこなせる間取りです。

 

素人が考えた自由設計が暮らしやすいわけありません。高いお金を払うので厳しい事を言いますが、自由設計でまともな家を見たことがありませんよ。

 

総二階間取りのデメリット

 

総二階の家は「二階をどうするか問題」に悩まされます。

一階と二階は広さが一緒です。

一階には、リビング、ダイニング、お風呂、ランドリルーム等々、面積が足りなくってしまいます。

 

この問題については私の考えた解決方法をまとめたのでこちらをご覧ください。

おすすめ記事:総二階建てデメリットの解決方法【コンパクト住宅】

 



その4:雨漏りに強い

 

なぜ雨漏がなぜ起こるのか。

答えは単純です。

水は重力に逆らうことなく、隙間を求めます。そこから徐々に家が侵されて行きます。

 

リスクを回避するただ一つの方法は、雨を地面に流せるような設計ならいいわけです。

家の凹凸を少なくする

デザインハウスほど雨漏りの報告が多いです。

安価でデザインだけの家は危険とされています。

屋根は雨から壁を守る

雨漏りの多い場所は壁です。雨から壁を守ってくれるのは屋根以外にありません。

屋根のない家は、もちろん軒の無い家もNGです。

 

その5:地震に強いプラス○○

 

四角い構造のため、一階から二階まで均一に柱が入っているので、力が分散され倒れにくく地震に強いのが総二階のメリット。

複雑な建物ほど、1点に力が加わる事があるのでそこから崩壊します。

総二階は一階も二階柱が繋がっています。二階の重みや力をそのまま地盤に流す構造になっています。

 

ここまで書いてなんですが、構造自体はそれほど問題ではありません。

今の家は耐震基準があるので、欠陥が無い限り倒れる事はほとんどないです。

 

次の事の方が問題ですがあまり知られていません。

 

地震による二次災害

近年の大きな地震で倒れた家は、地盤が弱い、雨漏りや湿気よる木材の腐敗、シロアリ被害による二次災害とも言われれいます。

 

  • 地盤の強化
  • 雨漏り、内部結露の対策
上記2点の対策の方が重要です。
地盤強化は、地盤調査をして専門工事が必要です。
雨漏りや内部結露は、目に見えない箇所で起こります。
対処法としてできる事は、建材を選ぶことです。
透湿・防水シートも重要な建材です。現在販売されている中では、タイベック以外に考えられません。見積書に違うメーカーが書かれていたら、建築費が上がっても変えましょう。



その6:流行りに流されないデザイン

 

総二階建ては、世界共通で何百年も前からある家の形。

なので、この先何年たっても飽きることなく住むことができます。

 

あの時流行ったデザインはダサい

 

現在流行っている家は、確かに見栄えよくおしゃれに見えるかもしれません。

しかし、家の流行りは一時の物です。

10年後には、「あの時、流行ったデザイン」になってしまいます。

 

建材選びで変わる外観

以前に比べて見た目が良く安っぽく見えない建材がたくさんあります。総二階でも十分おしゃれな家づくりが可能になっていますよ。

屋根があり四角い家の不変なデザイン総二階こそいつまでも美しい見た目と言えます。

 

建材について知りたい方は、以下の記事を読んで下さい。セミナー級です。

関連記事:総二階建ての家をおしゃれにする方法【建材選びが重要です】

 

まとめ:良い家の基準

 

家を買う時に常に考えていてほしいの事を最後に書いておきますね。

 

3を4にする家づくりを現実化してください。

 

家づくりを5段階評価した時に、同じ金額でも3の家を4にする事が最もいい家の条件です。

5の家は、当然いい家ですが、坪単価100万円以上なんて現実的ではありませんよね。

 

評価を2とした、安いローコストハウスはメンテナンスコスト、ランニングコストがかかり将来的にお金のかかる家です。

 

では、坪単価80万円の家はどうでしょうか?評価した時に4の家です。手が届きそうで届かない家ではありませんか?無理すれば買えるかもしれません。

 

坪単価80万円の家が60万円で買えたらうれしいですよね。これこそ、3の家を4にする理想的な家づくりです。

 

今回書いた記事を参考にして家を建てれば4の家に近づけますよ。もう一度まとめておきますね。

 

  1. 建築費が安い
  2. エコ住宅に適した形
  3. 無駄がない間取り=家事の効率化
  4. 雨漏りに強い
  5. 地震に強い
  6. 流行りに流されないデザイン

 

総二階のメリットは、4の家を実現する鍵となります。4の家はすべての平均点を上回る家。住みやすいメリットの多い家なんです。

 

予算に合わせて良い家を実現は、総二階建てをおすすめします。