総二階建てとは、四角い家の形。
一階の面積と二階の面積は全く同じです。これ実はデメリットです。
一階:リビング・ダイニング・キッチン・トイレ・風呂・納屋・玄関
二階:子供部屋・寝室・トイレ・書斎
以上のような間取りが一般的だと思います。
一階に大きなリビング、設備が集中するので、二階は部屋が余ってしまうのでバランスが悪いんです。
解消する方法を考えてみました。
総二階建てデメリットの解決方法
解決するには、以下の3つの検討が必要です。
- コンパクトに建てる
- 吹き抜けを作る
- 二階をリビング設計にする
総二階建ては、建築費が安くメリットの多い住宅です。
デメリットの解決方法です。
コンパクトに建てる
広いリビングって憧れますよね。
でも一階を広くすれば、比例して二階も大きくなります。
広さをあきらめる勇気があれば、メリットはたくさんあります。
思い切ってコンパクトな住宅してみてはどうでしょう。
コンパクト住宅のメリット
- 冷暖房が節約できる
- 子どもの成長の節目にお金がかからない
- 家事の時短が可能
- 子どもとの距離感「リビ充」家族
総二階建てのメリットを利用する事で、お金のかからない家が実現可能です。私の家は40坪ですが、完全分離二世帯住宅なので、
とても狭いです。メンテナンスフリーで光熱費0の家が実現したので、せまくても後悔していません。詳しくは以下の記事を参考にして下さい。
関連記事:シンプル設計・コンパクト住宅を建てて良かった4つのこと
大きな家を建てて困ったいる人はたくさんいます。
子どもが独立したら、夫婦二人で大きな家に住むことになるかもしれません。将来設計を考えて小さな家を建てる人が増えていますよ。
吹き抜けのある家で広く見せる
憧れの吹き抜けです。
メリット
- 家を広く見せる効果
- 一階と二階のバランスも解消
- おしゃれに見える
コンパクトな住宅でもこの方法なら、解決できますね。
吹き抜けの視覚効果がとても大きいです。
光を取り入れやすいのも特徴。どんなにおしゃれでも家が暗いのはNG。
おしゃれで明るい家が可能なので特に女性におすすめです。
吹き抜けにはデメリットがあるので、補足しておきますね。
デメリット
- 音がうるさい
- 冷暖房効率が悪い
以上の2点がデメリットです。
今の住宅は高気密なので響いた音が吹き抜けから二階に筒抜けます。テレビの音など結構うるさいです。
吹き抜けの天井に大きなファンが付いているのを見たことありませんか?
飾ではなく空気の循環をしています。暖かい空気は上に行くので防ぐ役割です。
現在主流になっているのが、床暖房で暖房効率を上げる方法です。暖かさは病みつきレベルですがコストがかかります。
二階をリビング設計にする
リビング・ダイニング・キッチン・トイレ等を二階にする方法です。一階に寝室や子供部屋など、バランスよく間取りが決められます。
メリット
- コンパクト設計でも広いリビングが可能
- いつでも明るい
- 部屋がいつも暖かい
間取りの悩みを簡単に解決できます。
太陽の光を取り入れた設計が可能なので、明るくて暖かく過ごしやすいのが特徴。私も二階リビングを採用しました。
以下補足です。
デメリット
- 建築費用が高くなる
- 将来の使い方
二階にキッチンやトイレを設置するので、配管やダクトなど水回りの費用が高くなります。
高齢になった時、二階で生活しなくていけないのは不安要素です。
家の最期
子どもが独立した後の空き部屋の使い方など、「将来どのように部屋を使うか」。
間取りの将来設計は大事。
大きな家への願望は少なくなりますよ。
まとめ
家づくりで悩んでいる事は視点を変えると解決方法が見つかります。
個人の家ブログは参考になる事が多いので読むことをお勧めします。
総二階建て間取りのデメリット最後もう一度。
- コンパクトに建てる
- 吹き抜けを作る
- 二階をリビング設計にする
総二階建ては建築費が安いので、コンパクトに建て吹き抜けや二階リビングを実現しやすいのでおすすです。