桐無垢のフローリングに住んで2年。再塗装でアンティーク古材の風合いに!!

DIY

桐の無垢材を使ったフローリングに住んで2年。キズが目立ってきたので再塗装しました。

再塗装後は、古材の風合いになりめちゃくちゃいいです。デメリットのはずの傷がいい雰囲気を出してくれましたよ。

 

ヴィンテージやアンティークな雰囲気が好きな人にはおすすめです。

 

2年で傷だらけの床

 

桐無垢材は、冬は暖かく床暖房いらずで、とっても優れた建材です。

ただし、柔らかいので、とっても傷がつきやすいです。

 

 

2年で付いたキズです。子どもがおもちゃで遊んだキズ、本を落とした時の打痕など、2年でかなり傷がつきました。

特に目立ったのが、椅子によってついたキズ。通常はここまで傷は付かないのでご安心を。椅子のメンテナンス不足によるキズです。

 

キズは簡単につきます。爪でもついちゃうので、少しの傷も嫌な方には、おすすめできません。

 

オスモカラーで再塗装

 

今回使用したのは、新築時に自分で塗装した時の同じオスモカラーです。耐水性に優れ、木の呼吸をさまたげない優れもの。さすがドイツ製品。もちろん規制化学物質は使用していないので安心です。

 

桐は、水に弱そうなイメージがありますよね。この2年間で、何度も子ども達がジュースをこぼしましたが、水によるシミはありません。塗装による撥水効果は抜群です。

 

オスモカラーワンコートオンリーは、1度塗りでOK。経済的ですね。

用意するのもは以下になります。

 

  • オスモカラー ワンコートオンリー(オーク)
  • 養生テープ
  • サンドペーパー
  • ウエス

 

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養生&下地調整

 

まずは、きちんと養生します。今回は、一度塗りでウエスのみを使った再塗装のためマスキングテープのみです。刷毛やローラーを使う時は、壁に付かないようにもっと上の方まで養生が必要。めんどくさいですが、養生はとっても大事です。

 

養生後、240番のサンドペーパー(ヤスリ)で下地を調整していきます。これを行う事で、塗りやすくなるし、目立った汚れも落とせます。

 

サンダーを使うと楽ですが、素人が使うと削りすぎたり、木がめくれたり、取り返しのつかない失敗をする可能性もあるので注意して使いましょう。20畳程度なら人力でも問題ないです。

終わったら掃除機で粉じんを吸い取り、水拭きして下さい。

 

ウエスを使ってひたすら塗りこむ

 

後はオスモカラーでひたすら塗りこんでいきます。木目に沿って擦り込無用なイメージで塗装していきます。

 

椅子で傷ついた部分は、塗り残しが無いように、重点的に塗りこみました。

20畳ほどで所要時間は、約2時間で終了です。

 

キズがいい味に!アンティークの古材の雰囲気

 

桐の床材のデメリットである傷が、再塗装する事でまるでアンティーク古材のようになります。

キズや打痕は、色が濃くなりとてもいい感じ。自然に付いたキズは、エイジングでもなかなか出せません。

後は、経年で飴色になってくれるのが待ち遠しいです。

ついでに家具もメンテナンス

 

大がかりな、DIY塗装は、乾燥に時間がかかります。しばらく部屋が使えなくなるので、ついでに出来る事はやっておきましょう。

 

ダイニングテーブルやチェアのメンテナンスもついでにやりました。

関連記事:年に一度は家具のお手入れを!メンテナンスオイルで楽々仕上げ

冬は塗装が乾かない

 

冬は、塗装が乾きにくいです。出来れば春頃行うのがベストです。と言うのも・・・全然乾きませんでした!!

完全に乾くまで3日かかりましたよ。

だって急に寒くなるんだもん・・・。

 

まとめ

デメリットである傷が付きやすい「桐の無垢材」も再塗装する事で、古材のように劇的に変化します。

断熱効果、調湿効果にも優れているので、冬暖かく夏はサラサラ。

無垢のフローリングで、桐の床材を是非検討してみて下さい!