無垢の家具やオイルフィニッシュ家具は、定期的なメンテナスが必要です。年に1回は、メンテナンスしたたいところ。
ただ、ワックスや蜜蝋って結構大変です。とくに大きなダイニングテーブルや建具、サイドボードなどは、手が痛くなります。そのうちやらなくなっちゃうんですよね。
しかし、放っておくと、ひび割れや劣化の原因となります。
そこでおすすめなのが、メンテナンス用のチークオイルです。サラサラの液体なので簡単にメンテナンスできちゃいます。
今回、使用したのは、ロンシールチークオイル
アジアン系のチーク家具でよく使われれるチークのメンテナンスオイルです。ガーデン家具にも最適なオイルです。ヴィンテージのオイルフィニッシュ家具のメンテナンスでも使用OKです。
準備するもの
以下の物を用意しました。
- チークオイル
- ボンスター スチールウール0000番
- 使い捨て手袋
- 布巾
チーク以外にもオレンジオイルや蜜蝋でもOK。
晴れた日のお出かけ前などに、作業することをおすすめします。においがするので、必ず換気した状態で作業を行って下さい。
固く絞った布巾できれいに掃除します。食べ物の残りかすなどきれいにしておきます。エクステンションテーブルは、隙間に食べかすが入り込んでしまっている場合があるので、きれいに掃除します。
表面が乾いたら、オイルを塗りこんでいきます。と、その前に、
使い捨ての手袋を装着しましょう。病院でも使われるゴム手袋です。手にフィットするので、細かい掃除やしやすく、破れにくいので、どんな掃除にも使えます。とっても便利なのでおすすめです。
輪ジミを消し、油性ペンの跡を落とす
ダイニングテーブルは、カップの輪シミや子どもの書いた油性ペンの跡が付いてしまいますが、簡単に落とせます。小さな傷も目立たなくなりますよ。
ボンスターのスチールウール0000番にチークオイルを染み込ませます。全体的に磨いていきます。油性ペンの跡は、少し力を入れてこすります。必ず木目にそって磨いてください。せっかくのきれいな木目が、磨き跡で台無しになってしまいます。
チークオイルはサラサラなので、5分程度で全体的が磨けてしまいます。ちなみに使っているスチールウールは、0000番と言う、目の細かいスチールウールです。自転車のサビ落としや鍋の底など、通常のスチールウールより、傷を付けず落とす事ができます。
一本あれば一般家庭なら10年は持ちます。使う分だけハサミで切って使用できるので、経済的ですね。使用したら、水拭きをしましょう。もらいザビの原因となります。
仕上げに少しオイルを染み込ませた布巾で拭けば完成です。
まとめ
全体的にスチールウールで磨けたら、最後にからぶきをして終了です。10分程度で作業できるので、ワックスを使ったメンテナンスより楽にできます。
今回は、長年愛用しているロンシールチークオイルを使用しました。チーク系の色味が、気に入っているのと保護に優れているため使用しています。日焼けしてしまったガーデン家具やウッドデッキにもおすすめなので、ガーデニングにも重宝します。
しかし、自然塗料ではないので、小さなお子様がいて気にされる方は、天然素材の蜜蝋などを使用しましょう。
ちなみに子どもの椅子や、ナチュラル色の家具には、天然の蜜蝋ワックスを使用しています。
使用した、手袋、スチールウール、付近は、オイルが付いていると発火の原因となる場合があるので、必ず水に濡らしてから捨てましょう!
オイルを染み込ませる事で、汚れの保護になります。また、オイルやワックスをする事で、家具の見た目もよくなります。年に一度はメンテナンスをしてみて下さい!