【フラット35】住宅ローンネット審査に落ちた理由【フリーランス向け】

フリーライターです。ネットで住宅ローンの仮審査に落ちました。もう家は諦めるしかないのでしょうか?
こんにちはももくりです。
今回は、このような質問に個人事業歴15年の私がお答えします。

 

私もネットローンの仮審査全て落ちました。当時の確定申告の年収は、200万円ほどだったと記憶しています。ですがローンを通すことができ、現在は注文住宅に住んでいます。

 

答えを言ってしまうと、直接銀行等の窓口に行くことです。わりと簡単に審査とおりました。
とは言え、落ちた理由を理解していないと無駄足になります。

 

【フラット35】住宅ローンネット審査に落ちた理由

初めにフラット35の敷居はそれほど高くありません。審査は甘めです。
アルバイト時代、15年前の話ですが、年収150万円で通りましたよ。

 

審査に落ちる人(フリーランス)

 

審査に落ちた方は以下を確認して下さい。当てはまらなれば審査に通る可能性大です。

 

  1. 確定申告していない:フラット35(1年)・銀行(2~3年)
  2. ブラックリスト:過去に支払いが遅れた事がある
  3. 借金がある:消費者金融から借り入れがある
  4. 他にローンがある:車、不動産など
  5. 健康状態が悪い

 

簡単に解説していきます。

 

①確定申告していない:フラット35(1年)・銀行(2~3年)

確定申告していない方は、無収入とみなされるので当然落ちます。
フラット35なら前年度1年分の確定申告でOK。フリーランスや個人事業主はこの一択かと。
解決方法はただ一つ、確定申告しましょう。確定申告が1年未満でも通る場合があるので窓口で要相談です。

 

銀行の住宅ローンだと2~3年分必要。融資で付き合いがある場合は審査に通りやすいです。付き合いがあると借り換えの軽くもめるそうです。

 

②ブラックリスト:過去に支払いが遅れた事がある

カードの支払いが遅れリスト(異動)に載った事がある人は借りれません。
キャッシュレスの時代なので、携帯料金、光熱費をクレジット決済している方は見落としがあるかもしれません。
ブラックになると最低5年借りれないので、待つしかありません。

 

③借金がある:消費者金融から借り入れがある

特にキャッシング系の借金は厳しいです。アコムとかアイフルとか無人系のあれです。
「家買う前にお金返せ」なので、返済してから申し込みしましょう。カードも解約しておく事をおすすめします。
こちらも5年以内に返済の遅れがあると審査に響きます。

 

④他にローンがある:車のローン

車は持っていて当たり前とみなされるので、審査には影響は少ないです。ただし、車の借入額が多い人方は、家の借入額に大きく影響します。

 

車は家以上に借金の塊です。毎月の維持費を計算したらとんでもない事に気づいたので私はマイカーを持っていません。仕事用の車だけにしました。その分多く借りれました。

 

⑤健康状態が悪い

一般的に住宅ローンでは、団体信用生命保険に加入します。死亡時や病気の保険です。

なので一応審査があります。告知だけなので、書類に問題なればOKです。

金利固定で数十年払い続けるローンなので、重病の方は審査に通りません。

 

ウソをついた場合は、告知義務違反になるので保険が支払われません。死亡しても本当に支払われないので家族が路頭に迷いますよ。

 

上記で問題が無い方は、審査にとおる可能性大です。

 

解決の道は次の2つ

 

  • 修正申告
  • 窓口で相談

 

以下はすぐにできる事です。

修正申告

確定申告の修正申告をすることで、所得を上げる事が可能です。
翌年、住民税、所得税、健康保険料、保育料が高くなります。
売り上げの見込みがあるのならこの方法が一番早いです。

 

直接窓口に行く

ネットだと審査項目の入力が多くて大変ですよね。嫌になります。申し込んだ5社私全て落ちたので。

 

ダメもとで、直接窓口で相談したら、なんと。一発合格でした。
無駄な時間を過ごしました。なので、窓口にまずは行ってみましょう。



窓口相談は最速の解決法

同じ審査なのにネットでは落ち、窓口だと10分で合格この差は何?
予測ですが以下の理由だと思います。

 

  • フラット35は銀行の商品じゃない→リスクなしで売れる
  • ネット審査が厳しいワケ→売りすぎで怒られたから。

 

フラット35は銀行の商品じゃない

フラット35は相談した金融機関窓口が審査を行ってから、住宅金融支援機構が本審査を行います。
住宅金融支援機構の商品(フラット35)を金融機関(銀行等)が販売しています。本来は、仮審査には一定の基準ありどこの窓口で申し込んでも仮審査の結果は変わりません。
しかし、共倒れのリスクが無いので「自分の商品じゃないから適当に売っちゃった」って事が多発しました。

 

ネット審査が厳しいワケ

上記の事から会計検査院から指摘が入りました。
適当に売っていたのを怒られたので、ネット審査を厳しくして確実に売れる人に変えたのだと思っています。
私の様に年収が低い「落ちるかもしれない人」に時間を割くのは無駄ですからね。

 

その基準も多分一定なので、私が「ネット審査全てに落ちた」理由だと思います。そうでなければ、窓口で10分で「受かりますよ」と言理由が説明できません。

 

申し込みなら窓口が最速:要予約

 

早ければ10分~20分程度で面談は終わりです。

※仮審査の報告は後日です。

 

窓口での流れは以下です。

  • 揃えた書類のチェック(確定申告など)
  • ブラックリストの判定
  • 本審査の合否:予想
  • 融資金額を増やす方法やお得なプランを提示

 

揃えた書類のチェック

確定申告の書類など、収入や所在地に嘘偽りがない事が分かればOK。

 

ブラックリストの判定

CIC情報掲載情報と言ってあなたがブラックなのかその場で分かります。

 

本審査の合否:予想

経験があるので、本審査の合否がある程度予想してくれます。

 

融資金額を増やす方法やお得なプランを提示

融資金額を増やす方法や、長期優良住宅の金利引下げプランについて詳しく教えてくれます。こんな話をしてくれるという事は、審査に通る可能性が高いです。

 

最後に:家づくりに時間をかけよう

フリーランサーや個人事業の方は、時間があまりありませんよね。

 

住宅ローンのネット申し込みは時間の無駄です。

直接予約で窓口で申し込んだ方が爆速で終了です。

 

その時間を家づくりに費やした方が超有意義なので、今すぐに面談予約してください。

 

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