システムキッチンの建材って悩みますよね。
「ステンレス」それとも「人造大理石」どちらがよいのか?
使いやすさやメンテナンスの良さでは「人造大理石」をおすすめします。
そんな「人造大理石」のお掃除方法をご紹介します。
人造大理石とは?
人造大理石は、大理石等を粉砕して合成樹脂と混ぜた物。大理石に似せて作った建材です。
大理石の様な高級感があって、キッチンが明るくなるので人気があります。
白い人造大理石がおすすめの理由
キッチンの汚れでもっとも目立つのは、水垢です。黒系のシステムキッチンは水垢がとても目立ちます。ステンレスも同様です。
水垢は取るのが大変ですよね。研磨剤など使用すると、すれキズが目立ってしまいます。
白は、水垢が目立たない
浴槽の鏡に付いているのを見ると分かるのですが、水垢は白っぽいですよね。そのため、白の人造大理石では水垢が全く目立ちません。
定期的にお手入れしていれば、新品同様の白さを保つことが出来ますよ。
お手入れ方法
お手入れはとっても簡単。
メラミンスポンジでこするだけです。洗剤は、食器用洗剤など中性洗剤を使用してください。
通常の掃除はこれだけで問題ありません。
しかし、年数がたったり少し掃除を怠るとうっすら黄色く変色してくる場合があります。特に水滴が残りやすい、端や水栓の根元あたりです。
水垢が少し目立ってくるようになります。こうなるとメラミンスポンジではなかなか落とす事が出来ません。
水垢には酸が効く
家の物で酸と言えば、お酢です。しかし、あの匂いが苦手な方も多いハズ。
そこで、100均でも売っているクエン酸を使うといいでしょう
お湯で溶かしたクエン酸(水100mlで小さじ一杯程度)を用意して、キッチンペーパを浸します。後は気になるところに張り付ければOK。
2時間ほど放置後、メラミンスポンジで磨いてください。
電気ケトル内でクエン酸水を作ると便利です。使いやすいし、ケトルもきれいになりますよ。クエン酸を入れて沸騰させるだけです。
それから、100均に売っている、水垢専用スポンジもおすすめです。お風呂用のスポンジとして置いてあるので、試してみて下さい。
それでも落ちない場合は?
先日、スキレットを購入したのですが、うっかりシンク内に置きっぱなしにしてしまいました。
「もらいサビ」で輪ジミが出来てしまいました。メラミンスポンジでも落ちなかったので、最終兵器の投入です。
最終手段100均の刃物磨き用スポンジ
そこで、購入してきたのが刃物ようのスポンジ。スポンジと言っても、耐水ペーパーの細目が一体になったスポンジです。
これでこするとあっと言う間に、汚れが落ちました。さわり午後地もつるつるなので、問題無し!
ただし、人造大理石は、基本的に研磨剤を使用してはいけません。研磨した個所が傷になり、汚れがたまってしまうからです。光沢のあるキッチンでは使用しないで下さいね。
いざと言う時に使用してみて下さい。
ちなみに、ステンレスにも使用してみましたが、うすうらスレキズが残りました。
人造大理石は熱に弱い?
ネットで調べると必ず書かれています。心配になりますよね。
ただ、通常使用していれば全く問題ありません。有名メーカーの製品は基本、シンク内の耐熱は200℃程度を想定しています。熱湯で割れるような事はまずありません。
フライパンを直接置くと変色の恐れはあります。メーカーも鍋敷きの利用を推奨していますが・・・熱い鍋やフライパンを直接置きませんよね。普通は・・・。
つまり、通常使用していれば何も問題ないので安心してください。
最後に、キチンの仕上げ拭きは、マイクロファイバークロスを!
水垢を残さないのが一番なので、掃除が終わったら乾拭きが基本です。
この時、マイクロファイバークロスを使用して下さい。100均でも3枚100円とかで売ってます。
固く絞ったマイクロファイバークロスでキッチン周りの壁の油汚れは、簡単に落ちます。また、水栓などステンレス個所は、鏡面仕上げのようにピカピカになりますよ。
お掃除を楽したい人は、人造大理石のキッチンを選ぶ際の色は、白系統にしましょう!!