トイレにこだわる方が増えています。
・イケアやニトリのグッズが豊富
・100均でDIY
・カフェのトイレを真似した
こんな感じで、インスタバエを狙ってトイレの画像をアップしている人がいます。
そして、「トイレを広くしておしゃれにしたい。」と言う方が一定数います。
おしゃれにするのは自由ですが広くする必要はないですよね。
トイレを広くしても得する事はありませんので。
- 建築費が上がる
- 掃除が大変
トイレを掃除する事を考えたらめちゃくちゃめんどくさいですからね。
そこで今回は、1帖のトイレの間取りついてお話します。
広さは1帖で問題なし。【タンクレス、手洗い、棚、全て入る】
トイレに必要な設備は次の3つ。
その1:タンクレストイレ
その2:手洗い
その3:収納
1帖でも全て入ります。
使いやすさも重視しましょう。
タンクレストイレ
1帖だとタンクレス一択です。
一般的に普及している形なので、価格も安いですよ。
- 自動洗浄
- ウォシュレット
- 脱臭機能
このあたりの機能が付いていれば十分かと。
型落ちでも以上の機能はほぼ付いているのでおすすめです。
蓋のオート機能とかありますが、無駄なのでやめましょう。高齢者が使う機能だと思って下さい。
手洗い
タンクレストイレは手洗いが付いていないので必ずつけましょう。
- 手洗い以外に使える
- 収納が付いている
掃除道具ていどなら入る収納付きが便利です。
子どもがいる家庭では、工作の洗い物などで使えるので便利です。
造作の手洗いは使いやすさを重視
TOTO・LIXIL・パナソニックなのどメーカー基準の手洗いは使いやすいです。
おしゃれを重視した造作した手洗いは使いずらいかもしれません。
見た目で選ぶより使いやすさが大事です。
と言うのも私が失敗したからです。
私が、注文住宅で後悔しているのは、トイレの手洗いです。トイレの広さが1帖なので、コンパクトな洗面ボウルの手洗いにしたのですが、とても使いづらい。 パナソニックの手洗い器を取り付ける予定でしたが、当時価格が高[…]
収納スペース
最低限のトイレ常備品は以下。
- トイレットペーパー
- おむつ
- ナプキン
- 掃除道具
こんな感じですよね。
トイレの後ろにカウンターを作れば、上記の物は全て置くことができます。
掃除道具は、トイレクイックルがおすすめ。
他社製品と比べて、破れにくく、大きいので、これ1枚でトイレ掃除が全て完結しますよ。
無垢や漆喰は施工費の無駄
- 冬の暖かさ
- 換気は排気口
- 掃除が出来ない
①冬の暖かさ
冬の気密性を保つには、壁紙の方が有効です。
つまり、トイレのような寒い空間で高いお金をかけて漆喰や珪藻土は無駄です。
私は左官の学校に通っていたので知っていますが、土壁を利用しない漆喰や珪藻土では調湿効果や脱臭効果はほとんど得られません。
②排気は換気口
高気密住宅の換気は、第一種換気換気システム有効です。
通常熱交換式を使うので、部屋の温度を下げずに換気が可能なシステムです。
トイレに設置すれば臭いが残りません。
漆喰や珪藻土に無駄遣いするなら、換気口を付けた方がお得です。
③掃除が出来ない
漆喰や珪藻土についた汚れは落とすのに苦労します。
削ったり、塗り直しが必要です。
壁紙なら、メラミンスポンジで簡単に汚れが落ちます。
トイレ掃除のが楽になる事で家事の時短になるので覚えておきましょう。
床は業務用クッションフロアがおすすめです。
- 水に強い
- 掃除が楽
- 店舗用なのでおしゃれ
床材は、水に強い業務クッションフロアがおすすめ。
おしゃれカフェでも使用している床材なので、古材風やアンティーク調など見た目にこだわっています。
水回りの無垢材はシミができやすくすぐに汚れるのでNG
掃除も楽で無垢材に比べて建築費を大幅に抑えられます。
最後に:トイレは誰かに見せる場所でも長くいる場所でもない
トイレをおしゃれにすることはただの自己満足です。悪い事ではありませんが、掃除を大変するだけです。
もっとお金をかけるべきところはたくさんあります。
家づくりは住みやすさをまず考えなくていけません。
キッチンやトイレにお金をかける前に、断熱性能にお金をかける事が最も需要な事です。
そもそも、1日にでトイレにいる時間って短いですから。