トイレって汚いイメージがあるので、ついついおしゃれにこだわろうとしてしまいます。
毎日お客さんが来るならわかります。
でも、一般家庭でそんな家は少ないですよね。
日本の独特の文化かもしれませんが、長年の刷り込みでトイレにこだわってしまいます。
でもよく考えて下さいね。こんなにお金をかけて無駄な場所はありませんから。
シンプルに設計すれば価格を抑えられる。
トイレで最低限欲しいサイズは、1帖です。180×80㎝前後のサイズです。一般家庭の標準的なサイズなので、設計がしやすく、価格を抑える事が出来ます。
この広さがあれば、手洗いや棚を設置する事が可能です。
これ以上広いと、掃除が大変になります。トイレは、頻繁に掃除をする場所なので、掃除を考えた建材を選ぶ事をおすすめします。店舗向けの建材は、価格が安く、水や汚れに強いため掃除が楽になります。
無駄に大きな収納棚は不要です。
トイレの収納棚入れる物を想像してみて下さい。
トイレットペーパーは必須です。しかし、それ以外の物って必要が無くなってしまいます。現在、販売されているトイレは、自動洗浄、抗菌、脱臭など多機能高性能な製品がスタンダーになっています。
掃除道具が必要と思われるかもしれませんが、トイレの自動洗浄はかなり強力です。
小さなブラシとトイレ用のお掃除シートがあれば、掃除は出来てしまいます。
つまり、トイレットペーパーが置ければいいだけなので、小さな棚があれば十分です。
こんな感じでトイレの後ろに置くスペースがあれば全て置けてしまいます。
消臭剤もスプレータイプで十分
トイレ自体に脱臭機能も付いていますし、24時間換気システムでも脱臭機能が備わっている製品もあります。換気口をトイレに設置すれば、臭いは全く残りません。
私も消臭剤を使っていませんが、子どもたちからの苦情はありません。
トイレが臭くなるのは、用を足した瞬間だけなので、小さめの消臭スプレーがあれば大丈夫です。
ダサいトイレで落ち着きますか?
トイレでNGなおしゃれ演出は、物をやたらに置いてしまう事です。
カフェ風にしたいのか、英文の謎のメッセージが壁に書かれていたり、観葉植物が置いてあったり、ダサいトイレが意外と支持されているのに驚きます。
一見センスがある様にみえますが、ごちゃごちゃでダサい。10年前のDIYブームが未だに抜けていないような、あきあきするデザインです。
いつの時代もシンプルが一番美しい。DIYは、やり過ぎに注意ですよ。
トイレはお金を落とす場所ではない!
トイレは、落ち着きを求める場所です。
100均グッズで飾るのもNGです。
100均で買うなら、掃除道具にして下さい。便利なブラシがたくさんありますよ。
例え100円でも無駄は無駄。排泄物を落とす場所で、お金を落とす場所ではありませんから。
家族が少ししか使わない場所
トイレをおしゃれにする人は、誰かに見てもらいたいからおしゃれにします。
でも、誰かに見せる事なんてほとんどありません。昔と違って、人の家に行くと言う事が現代では、ほとんど無くなりつつあります。
だれに見せるわけでもなく、そもそもほとんど使わないトイレに、お金をかける必要があるのかよく考えましょう。
風水的にも物を置かないで、シンプルな方が良いそうです。
たしかに、掃除がしやすくいつもきれいなので、邪気が無く運気が上がるのも分かる気がします。