家の整理をしていたら、切手が大量に出てきた経験はありませんか？
70歳前後の方が若い頃は、切手の収集ブームがあったので、コレクターアイテムとして大量に所有されている方が多いんですよね。
プレミア価格の付いた切手があるので、どのように処分したらよいか困りますよね。
今回は、余った切手の使い道や売り方を紹介します。
大量に切手が出てきた！どんな種類があるのか調べてみよう。
切手ブームが起きたのは、1950年代から60年代です。当時と今では、物価の差はかなりありますが、切手の価格は変わりません。
そのため、今ではほとんど使われない、額面の低い10円切手や20円切手も大量に含まれています。
また、切手コレクターや専門家ではないので、価値がわかりませんよね。もしかしたら「お宝かも！？」と考えてしまうと手放すのが惜しくなってしまいます。
しかし、切手コレクターは減少し、当時のコレクターもコレクションをどんどん手放してしまったため、お宝だった切手の価格も下がっています。
では、どんな切手に価値があるのでしょうか？
価値のある切手とは？
価値のある切手は、ブーム以前に発行された物が圧倒的に多いです。戦前や、戦後の数年間に発行された物がほとんどです。日本郵便は、ブームに合わせて大量に切手を発行したので、ブーム以降の切手はほとんど価値がありません。
ただし、戦後、1948年に発行された「見返り美人」「月に雁」と言った有名な切手も状態が悪ければ、未使用シートでも1万円以下になってしまう事があります。以前は、シミがあっても数万円で取引されていた切手でした。
とは言え、ブーム以前の切手を所有していた場合は、その他にもプレミア切手をコレクションしていた可能性があります。
それらは、数十万円になることだってあります。
希少価値が高い物として有名なのは、「エラー切手」です。印刷ミスや裁断ミスが、世の中に出回ってしまった物なので、超プレミア切手となります。
数万円～数十万、数百万と夢がありますよね。
海外の切手
海外切手は、中国切手が高価で取引されています。
中国切手は、比較的新しい物や状態が悪くても高価で取引されるので、捨てないようにしましょう。
その他の外国切手は、切手ブーム時代の物はそれほど価値がありません。
海外切手は、専門店で見てもらうようにしましょう。
切手を一番高く処分する方法とは？
切手は使い方次第で、額面通り使う事も可能です。
お釣りの出ない、ギフトカードや商品券の様な物。そのため、処分する際は額面割れします。
どんな方法で処分するのがいいのでしょうか？
切手ブーム以前の切手の処分方法
切手ブーム以前のプレミア価格の付いた切手は、専門店に見てもらうか、ヤフオクで売るのが一番良い方法です。
専門店と言ってもピンからキリまで。正直、素人が持ち込んだ場合は足元を見られるでしょう。
一番高く売る方法は、ヤフオクです。
低価格スタートでオークション形式にする事が、一番高く売れる方法です。落札価格が低ければ、「状態が悪かった」「それほど価値が無かった」と納得する事ができます。
切手の状態を相手に分かりやすく見てもらうため、接写の画像を出来るだけ多く載せるようにしましょう。後は、入札者が価値を判断してくれます。
時間はかかりますが、確実に高く売るにはヤフオクが一番です。時間が無い人は、専門店で売るしかありませんね。
切手ブーム後から現在の切手の処分方法
切手をもっとも有効に使うには、荷物を送る時に使う事です。現金と一緒の使い方ができるので、ゆうパックを利用して荷物を送るのが最もお得な使い道です。
ただ、額面の総額が、数万円や数十万円分の切手が出てくる事もあるでしょう。
事業をしていたり、副業で発送にゆうパックを利用していれば有効ですが、一般の家庭では使い切る事ができません。
そんな時も、専門店やヤフオクを利用しましょう。
切手専門店とヤフオクどちらが高く売れる？
ほとんどがの記念切手や普通切手は、専門店でもヤフオクでも額面割れします。
どちらで売った方が高く売れるのでしょうか？
専門店の買取価格
「額面の90％以上で高価買取します！！」
店頭で書かれていますよね。しかし、90％以上で売れるのは、シートで額面が高い物などに限られます。額面が低くなるほど買取の割合は下がり、バラ切手だと60～70％に下がります。10円以下だと50％にまで下がります。
専門店では、切手の種類によって細かく買い取り価格が決まっているんですね。
さらに、シミや汚れで状態が悪いとさらに下がります。
実際の買取価格は、よくても額面の80％前後になると言う声が多いようです。
また、リサイクルショップは、切手の専門知識を持っていない可能性があります。額面も70％前後と大幅に下がる可能性が高いので、切手の専門店で売りましょう。
ヤフオクの相場
ヤフオクで売った場合は、額面の80％以上確実に売れます。※1円スタートだとまれに届かない事もあります。
10万円分の切手なら9万円以上で売れ、そこから手数料が差し引かれます。
ヤフオクを利用すると落札システム手数料がかかります。
- プレミアム会員で、落札金額の8.64％
- プレミアム会員登録なしで、落札金額の10％
9万円×8.64％=7,776円
9万円で売れた場合、手元に入ってくるお金は、82,224円となります。つまり、額面の80％以上で確実に売れます。
金額的には、専門店と変わらないように見えますが、ヤフオクは、バラが多くても額面80％以上で売れる点です。
最低ラインが80％なので、運が良ければ85％以上になる事も！！多少の手間がかかりますが、確実に80％で売る事が出来るのはヤフオクです。
葉書も切手に交換しよう
書き損じたり、余ってしまった未使用の通常はがきは、1枚に付き5円で切手と交換する事が出来ます。
現在の通常葉書は62円なので、5円を支払って、57円分の切手と交換が可能です。
100枚あれば、500円を払って5,700円分の切手と交換ができます。
額面の80％で売れれば、4,560円になる計算です。交換手数料の500円を引くと約4,000円になります。
葉書が未使用で、きれいな場合は専門店でも買い取ってくれます。
まとめ
家の整理をして切手が大量に出てきたら、切手ブーム以前のプレミア価格の付いた切手を調べてみましょう。
仕分けができたら、多少の手間や時間がかかるかもしれませんが、ヤフオクが一番高く売れる事は間違いありません。
お店で売る場合は、切手の専門店が一番。査定に時間がかかる事もありますが、少しでも高く売りたいですよね。
100％額面を使い切りたいなら、ゆうパックで使用しましょう。
メルカリで切手を売る事は出来ませが、発送で使うこは可能です。
家のいらない物を売って、発送で切手を使用すれば超お得ですよ！！