「ロードバイク初心者」ロングライド時のお尻の痛みの解消法!

ロードバイク初心者が慣れてくると、急に思い立って100km程のロングライドに出たくなります。しかし、その先待っているのは・・・

ケツの痛み!!

ロードバイク初心者の壁と言えば、体力でも脚力でもありません。「ケツの痛みに耐え抜く力」です!まれに全然平気な人もいます。うらやましいです。

私は、未だに50km程乗るとお尻が痛くなります。バイクのサイズが合ってないので、そのせいもあるかもしれませんが、とにかく痛いです。

パッド付のレーパンは必需品

私が、はじめて200kmロングライドに出た時は、ロードバイクに乗り始めて2週間。ロングライドに出る準備なしだったので、パッドなしのレーパンを穿いていました。ケツバットの余韻の様な、鈍い痛みが続き、立漕ぎをする動作ですら辛かったです。

そこで必需品が、パッド付のレーパンです!痛みが無くなるわけではありませんが、長時間乗っても耐えられます。有と無しでは全く違います。

最初は、Wiggleで、安いパッド付レーパンを購入しましたが、安物はすぐダメになります。パッドの厚みも違うし、あっと言う間に買い替えたので、そこそこ良い物をおすすめします。洗濯しただけで、光を反射する模様が中途半端に取れてボロボロになったので・・・。

ロングライドに出るのであれば、「ビブショーツ」を買う事をおすすめします。レスリングのユニフォームみたいで、抵抗があるかもしれません。ですが、ズレる心配がないので、ノンストレスでライドを行えます。あと子供の前で2、3回は、笑いを取れます。妻からは、冷たい視線をもらえます。

万能薬ワセリン

ロングライドに出る時は、白色ワセリンやヴァセリンを持って行くことをおすすめします!万能薬と言っても過言でありません!

股ズレ
はじめてのロングライドから帰って、お風呂に入った時に、お尻から股に激痛が走りました。乗っている時は気付かなかったのですが、股ズレです。サドルにあたる部分の皮がベロベロにめくれていました。お尻もおサルさんみたいに真っ赤になりました。

ライドに出る前に、ワセリンを塗っておけば、痛みの軽減にもなるし、皮がめくれ上がる事はありません。300kmライドをした時も、朝塗っただけですが、股ズレは無かったです。塗り過ぎはべた付くので、薄く塗って下さい。

キズの保護
ロングライド中は、何があるかわかりません。落車してしまい傷を負う可能性もあります。そんな時に役立つのがワセリンです。絆創膏は、汗ですぐ取れてしまいますが、ワセリンを傷に塗れば汗で取れ無い上、空気に触れないので痛みも和らぎます。血が止まらないような怪我の場合は、病院に行きましょうね。

花粉症
花粉症にも効果的です。鼻の中に塗る事で、花粉の侵入を防いでくれるので、ライド中は超効果的です。サングラスが当たる周辺や目の周りにも塗っておくと、花粉が入りづらくなるので効果的です。鼻の中がヌルヌルしますが、すぐになれますよ。

日焼け止め
日焼け止めの代用としても使えます。晴れた日のロングライドは、一日中紫外線をあびます。UVカットの日焼け止めを塗るのが一番ですが、忘れた時など、薄く顔に塗っておけば安心です。40代のおじさんにもなると塗り忘れで一気にシミが増えますよ!また、薄くワセリンを塗った後に日焼け止めを塗る事で、より効果的に紫外線予防ができます。

青い蓋の「ヴァセリン」は、かぶれや肌の荒れの原因になる可能性があります。私は、ヴァセリンを使っても問題ないので使っています。

肌の弱い方や、アトピーやアレルギーなどの敏感肌方は、白色ワセリンを持って行きましょう!

 

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自転車専用『シャモアクリーム』『シャミークリーム』

自転車専用の保護クリームもあります。ワセリンと違ってベタツキがありません。

【ASSOS/アソス】シャーミークリーム がもっとも有名です。その他にも【Rapha/ラファ】シャモアクリームもにおいが無く、缶もおしゃれなので人気がありますね。私も以前ラファのシャモアクリームを使っていましたが、値段が高いのが難点。

ワセリンは、薄く塗るので、ベタツキは特に感じられません。価格も安くて、その他にも使える事から、現在はワセリンを使用しています。

ダンシング

ロングライドに出ると、10時間以上自転車に乗っている事になります。お尻は、10時間以上圧がかかった状態です。それを少しでも逃がしてあげるために、こまめにダンシング(立ちこぎ)をしましょう。

ダンシング中に脚を伸ばしたり、ストレッチする事で、脚を休ませることができ、お尻の圧も軽減できます。

お尻の痛みは、1度痛くなると最後まで収まりません。痛くなる前からこまめにダンシングを取り入れる事で、長時間のライドに耐えれるようになります。ダンシングの間は、体を休める事を意識しましょう。

まとめ

パッド付レーパンやビブショーツ、ワセリンを塗ったからと言って、痛みが完全に解消できるわけではありません。

ロードバイクに乗る事で、慣れていきますし、ダンシングによる痛みの逃がし方も覚えていきます。

ロングライドでは、少しの痛みが後に苦痛になって行きます。準備や乗り方がとっても大事。

痛みを少しでも和らげるためにも試してみて下さい。特に高性能なレーパンは、長く乗る事を考えれば、コスパは良いので思い切って購入しましょう!!