はじめての家づくり「建築費を安くする」【手数料・補助金】の申請は自分でやる

「家を少しでも安く建てたい」と考えるは当たり前です。

ですが、指をくわえて待っていても安くはなりません。

誰でも出来る事を、建築会社が代わりに申請して手数料で儲けます。

調べないと誰も教えてくれない補助金もあります。

あなたでも出来る事はたくさんあります。その効果は、なんと、数十万~数百万円にもなるんですよ。

補助金は最大限に活用する

住宅には、様々な補助金が用意されています。

2010年代は、太陽光発電の普及、省エネ住宅の普及、消費税増税負担減の減税など大きな補助金用意されています。

特に、省エネ住宅への設備には多くの補助金が用意されていますが、設備投資したからいい家になるとは限りません。補助金をもらうための家づくりにならないようにしましょう。

例えば、地元の工務店に高性能なエコ住宅を建てもらいたいと思えば、【域型住宅グリーン化事業】の補助金が理想的です。エコでローコスト住宅も可能な上、補助金まで出てしまいます。現在でも自治体と国の補助金を利用すれば、100万円以上の補助金の対象になる事もあります。

住宅購入を検討している方は、自治体のホームページで補助金の確認をしておきましょう。年度予算には限りがあるので、早めの申し込みも必要です。

注意したいのは、建築会社に頼むと補助金の申請手数料を取られてしまう事があります。すまい給付金などの申請は、必ず自分で行いましょう。

住宅ローン減税の申請など他にもめんどうな手続きはたくさんありますが、とても大きなメリットになるので最大限に活用たいですね。

見学会、オープハウスのモデルとして貸し出す

1日~2日間新築のあなたのおうちをオープハウスとしてお客を呼びます。

謝礼は、建築会社によって変わるので決まりはありません。

施主も参加するので、拘束される時間に見合った金額でなければ意味がありません。知らない人を家に呼ぶリスクも考えなくてはなりません。

また、はじめの見積りから金額が含まれている事もあるので、割引などもふまえて検討が必要です。気軽に引き受けてしまうのは建築会社の思うツボです。

ただし、建築会社が力を入れて建てた住宅(宣伝効果大)は、謝礼も大きな金額になる事があります。数十万円~と高額になる事もあります。

私は2日間で50万円でした。地域で初めての試みとなる住宅だったので、業者の方も見に来るなど宣伝に力を入れたためです。建築会社は契約が取れ、お互いWIN-WINでした。

外注工事の見積り・登記

ハウスメーカーや工務店等、建築会社に見積もりをお願いしますよね。数社から中には数十社する方もいます。大きな買い物をする上で相見積りはかかせません。

しかし、建築会社が決まってしまうと、全ての事を丸投げしてしまう人もいるますが、これはもったいないです。

家づくりには、家屋の解体、土地の測量、登記などを様々な外注工事があります。

建築会社は、下請け業者に工事を依頼し、仲介手数料を上乗せして請求します。

この手数料は、数十万円請求さる事も。多少めんどくさい事もありますが、数十万安くなるならやりますよね。

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  1. 解体業者への見積り
  2. 測量
  3. 登記
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1.解体業者への見積り

家屋を解体する場合は、地元の解体業者3社程度に見積もりを依頼しましょう。

地元の会社の業者にこだわる理由は、口コミが大事になります。金額が高すぎたり、下手な工事をしてしまえば、あっと言う間に噂が広まり大打撃を受ける可能性がとても高いからす。

また、現場と会社が、近ければ近いほど運搬費用が安くなりますよね。実際に、私が見積した地元以外の業者は、50万円も高い結果となりました。県内最安と言っていたのですが・・・。

また、公共工事を請け負っているなど、実績のある業者にお願いしましょう。未だに不法投棄などあるので注意が必要です。

見積りを取った際は、必ず「追加費用の確認」をしましょう。古い住宅だと解体してからアスベストが出てくる場合もあります。後から高額な請求をする悪質な業者もいますよ。

2.測量

家屋の建て替えをする際には、測量を行います。土地の購入の際にも必要になる場合もあります。

測量も、解体と同じように地元の測量士への依頼がベスト。

測量も高額な費用がかかるので、業者によって数万円~数十万円も大きな差があります。

3.登記

家の購入や建て替え等を行うと、「建物滅失登記」「建物表示登記」「所有権保存登記」「土地地目変更登記」「抵当権設定登記」など様々な登記を行います。

建築会社が指定した司法書士や土地家屋調査士にお任せするのが通常ですが、これも自分で行えば、数十万円お得になってしまいます。

法律の事なので、簡単とは言えませんが基本的には書類を揃えるだけです。わからない事は法務局で教えてくれます。

一番厄介なのは、「建物表示登記」です。これは、図面を書かなければなりません。建築確認の平面図と配置図を参考にして書けば、初めてでも数時間あれば出来るでしょう。

※住宅ローンを組んだ場合は、「抵当権設定登記」については、司法書士や銀行指定の司法書士に限られるのが通常です。

最後に

「どうしたら安くていい家が実現できるのか」

現在の日本の住宅は、施主自身が家づくりに関して、勉強しないといい家は建ちません。

建築だからと言って難しく考える事はありません。

建築会社に全て任せてしまえば、それなりの家しか建ちません。

もちろん、建築費用が安くなる事もありません。

人任せにしてしまえば、簡単にお金を取られてしまいますよ。

自分でやれば、数十万お得になる、割のいい仕事だと思って頑張ってください。

安い家を建てられる建築会社を探すのではく、どうしたら安く建つのかを勉強する事の方が大事です。