戦前の小学校で使われていたテーブルや、病院の待合室のベンチを使って、庭に休憩所を作りました。少しずつガーデニングに挑戦したいので、まずは雰囲気作りです。
テーブルやベンチは、痛みがあったので、あらかじめ修理しました。木製なので、防腐塗料を使って、家族で塗装を楽しみながら仕上げました。
【水性キシラデコール】木材保護塗料
今回は、ウッドデッキ塗料として定番【水性キシラデコール】を使用しました。浸透性の塗料なので、木の木目を活かした仕上げになります。カラーも豊富なので雰囲気に合った色を選びましょう。今回は「カスタニ」を使用しました。人気はウォルナットやチーク。
特徴は以下です。
- 抜群の防腐・防カビ・防虫効果
- 雨や日光による劣化・退色に強い!
- ハケさばきがよく、用具の後始末も水洗いできる。
- 水性タイプなので臭いも少ない。
家具を水洗い
無垢の家具なので、中性洗剤を使って水洗いします。時代キズがあるので、キズも活かした仕上げにしたかったので、タワシでゴシゴシこすって汚れを落としました。
ベンチの数か所にキクイムシの跡があったので、念のため穴に殺虫剤を噴射します。
どんなメンテナンスでも基本はお掃除です。怠れば仕上げに差がでます。一番入念に行いましょう。
刷毛とウエスで塗装
完全に乾いたら、刷毛でまんべんなく塗ります。裏側の隙間など刷毛を使い染み込ませていきます。
刷毛だと塗りムラが出たり、塗料のタレが出てくるので、ウエスで追っかけて塗って行きます。拭くようなイメージでムラを無くすように塗り広げます。
ポイントは、刷毛もウエスも木目に沿って塗る事です。仕上がりがきれいになります。ちなみに、家の家具の塗り直しの際は、刷毛で塗った後に耐水ペーパーで磨いた後に、ウエスで拭きあげればきれいに仕上がります。
最低でも、2回、できれば3回塗りをすれば、長持ちします。途中で終わらせてしまうと、塗りムラが出来てしまうので、乾燥を含めると1日では終わりません。焦らず次の日や翌週に続きをしましょう。
塗り終えた道具は水で洗えば落ちるので、簡単に後片づけ終了です。手に付いた汚れも簡単に落ちますよ。
使用したウエスや養生で使った新聞紙などは、必ず水に濡らしてから捨てるように!どんな塗料を使っても水に濡らす癖を付けましょう。自然発火の恐れがあるので要注意です!
完成
古道具たちが蘇りました。またしばらくしたら、上塗りする予定です。2年に1度くらいは、メンテナンスが必要です。
翌日、早速ランチを楽しみました。
まとめ
本来は、そのままの雰囲気で使いたかった古道具たちですが、ベンチを有効に使うためにガーデニング用として塗装してみました。
水性キシラデコールは、木材に染み込んでくれるので、古道具たちとの相性は抜群です。
今後は、草花たちをうまく飾って行きたいのですが、植物を育てるのが苦手なので、徐々に勉強していきたいです。