上棟式で行われる「餅まき」に参加してきたよ。神酒造の焼酎千鶴が舞い降りた!

上棟式の際に行われる餅投げ。

現在は、上棟式も行うところが少なくなってしまい、餅まきも見かけなくなりました。しかし、旅の途中で、餅投げをすると言う情報をゲット。しかも老舗の酒蔵です。

家族総出で行ってみる事にしました。

上棟式とは

建物の新築の際に行われる儀式で、建前や棟上げとも言われます。

昔は、近所の上棟式でも餅まき(餅投げ)が行われていました。紅白餅やお菓子、お金が投げられたので、友達と参加してお菓子を大量に持ち帰った記憶があります。

現在は、施主の家族と工務店や大工さんだけで行い、食事をしたり身内だけで行う事が多いですね。また、棟梁や現場の方にご祝儀やお土産(ビールやお酒等)を渡したりするので、住宅を新築される方は、あらかじめ工務店やハウスメーカーにご祝儀の金額等確認しておきましょう。

酒蔵の棟上げに参加してきたよ

 

鹿児島県出水市高尾野町にある「神酒造」の餅投げに行ってきました!私の地元では、もう十年以上餅まきをした話をきいていません。

こんなレアな機会はめったにないので、情報を聞きつけ神酒造へ。到着すると駐車場は最後の1台。ラッキー!

餅まきの現場はすでに人だかりです。

神酒造

歴史は古く、代表銘柄の「千鶴(旧名神焼酎)」誕生が明治5年。1872年ですから、今から約150年も前の事です。「千鶴」の看板が目立ちます!

地元のおじい様のお話では、以前は、昔からある生粋の芋焼酎だったそうで、苦手な方も多かったそうです。しかし、現在は改良に改良を重ね、フルーティーで飲みやすくなったそう。「千鶴」は、関東でも有名ですからね。

場所取り

前の方は人が多くていけなそう・・・。しかし、小さな子連れで来ていたためか、地元の方々が前に誘導してくれます。

一番前列は、危なくないように、子ども専用の場所が確保されていました。それでも、小1と幼稚園生では、ちょっと危険。端の方でスーパーのビニール袋を持って待ち構えていました。

餅やお菓子の雨

スタートと同時に大量の餅、飴、お菓子が降ってきます。最初は躊躇していた子ども達も現場の熱量と供にテンションが上がって拾いまくっていました。

着たいた方たちの写真もとったのですが、私を含めほぼ全員が上を向いて,口をあんぐり開けて「アホ面」全開。餅が飛んでくるのを待っています。滑稽な素晴らしい画像なのですが、プライバシーのため上げられませんw

中盤に差し掛かるとかなりヒートアップしていて、手からダラダラ血を流しているおじさんもいました。大丈夫だったかな?

クライマックス

最後は、大きなお餅が投げられます。流石に危ないので子供ゾーンには投げられませんでしたが、推定30㎝程ありそうなお餅が数個投げられていました。

このお持ちの中には、現金が入っているそうです。一般の住宅での相場は500円だそうですが、果たしていくら入っていたのか気になります。なぜかって、通常投げられたお餅でも引換券付がり、そちらは焼酎と交換。大盤振る舞いです。って事は・・・1,000円以上は入っていたのではと、予想しております。

戦利品

まさに戦場だったので戦利品です。

なんと、引換券付お餅をゲット。芋焼酎「千鶴」をいただきました!!

子ども達はお菓子とお餅を大量にゲット。

画像の倍以上は持ち帰りました!赤い紐でくくった5円玉も混ざっていました。

旅の途中で楽しい経験をする事ができました。「神酒造」さんありがとうございました!

まとめ

上棟式での餅投げは減ってしまいましたが、行う場合があればぜひ参加してみて下さい。

上棟式を行う場合、一般家庭の予算は5万円ほどです。ご近所づきあいのきっかけになったり、思い出にもなるので、余裕のある方は、行ってみても楽しそうですね!

ちなみに、餅投げで拾ったお餅は焼いて食べてはいけません。火事を連想させてしまうためだそうです。お湯で戻したり、レンジを使って柔らかくして食べましょう。

鹿児島県では、節句に食べられる「あくまき」というお餅のようなお菓子が有名で、きな粉と黒糖をかけて食べます。柔らかく戻したお餅に、きな粉と黒砂糖をかけて、とっても美味しくいただきました。鹿児島の黒糖は最高にうまいですよ!

お餅は、そのままだと1日でカビが生えてきますので、早めに食べましょうね。