新築時に憧れてしまうのが広いお風呂。
特に狭いアパートやマンション暮らしが長かったら・・・広くしたくなりますよね。よくわかります。私もアパート暮らしが長かったので。
でも・・・お風呂に余計な広さは不要ですよ。
ユニットバス1616サイズとは?
1616サイズとは、160㎝×160㎝のお風呂場のサイズです。いわゆる1坪タイプのお風呂で、洗い場と浴槽が半々なイメージです。もっともスタンダードと言えるでしょう。
1620サイズも人気があり、こちらは、160㎝×200㎝で、洗い場が広くなります。浴槽のサイズは同じです。
子ども2人なら、1616で十分です。
お風呂は戦場
子どもがいるからお風呂は大きめにと考えていませんか?
子どもが小さいうちは、一緒にお風呂に入る事が多いでしょう。家族のスキンシップの場と思われがちですが、実際には、お風呂は戦場です。
お母さんは、子どもの体を洗ってから自分も洗うので、とっても大変。長湯なんてしている時間はありません。その後、夕飯の支度が待っていますからね。
子どもがある程度大きくなって、一人でも入れる年齢になって初めて、バスタイムを楽しめる日がきます。
お風呂で疲れはとれません
お風呂は癒しの場と勘違いされがちですが、実際には、疲れるだけです。適度に入れば、リラックス効果はえられますが、長湯や発汗によるデトックス効果はありません。
体も洗いすぎると必要な油分まで落としてしいます。シャンプーやボディーソープもつけ過ぎは逆効果です。
サッと洗って、サッと入るのが本来はベストなんです。
つまり、お風呂に癒しの空間を求めた広さや設備は必要ありません。
必要最低限の設備で十分
お風呂に投資しても無駄です。湿気を生みだし掃除が大変なので家事的にはマイナス要素が多いんすよね。
それよりも、「ランドリールームを造る」「収納スペース広くする」等、家事が楽になる事に投資した方が後悔はしません。
ショールームに行くと設備もワンランク上の物が良く見えてしまいます。見た目がおしゃれだったり。思わず欲しくなってしまうかもしれません。
しかし、性能に大差はありません。誰かに見せる場所ではないので、お風呂は投資するだけ無駄になってしまいます。
新築から10年以降は一人で入る場所
子どもが10歳程度になれば、一人でお風呂に入るようになります。
その後は、家族バラバラで入るのが当たり前になります。残りの20年以上は、一人で使う場所。
広さなんて必要ないですよね。
住宅を購入するときは、「お金をかけなくてはいけない場所」「お金をかける必要がない場所」をよく考えましょう。