子どもが本来もっている可能性に気付き、伸ばしてあげたいですよね。子どものやりたいを手助けできるそんな、子育てをしていきたいと思っています。
そんな風に思ったのは、知り合いの子供や親達の習い事の失敗や、習い事への考え方に驚いたからです。親が子供に熱を入れ過ぎてしまったために、人生を台無しにしてしまうリアルな話です。
『将来を潰してしまう』3つの実話。
- アパレル関係年収2,000万円勝ち組の子供
- 母親になれなくなるかもしれない、母子家庭
- 毎晩おねしょしてしまう中学生
以上は私の身近な知り合いの実話です。
詳しくお話しします。
①アパレル関係年収2,000万円勝ち組の子供
都内に住んでいて、アパレル関係のエリアマネージャーを務め高級車を乗り回す年収2,000万円の勝ち組でした。
きれいな奥さんと子供2人にも恵まれ、幸せを絵に描いたような家庭。
長男は、小学校の頃からユースサッカーチームに在籍。中学校入学時は、かなり有望な少年だったそうです。
母親は毎日子供に付き添い、子供をプロサッカー選手にさせるため熱を上げていました。
ところが、中学2年生の時に靱帯断裂の怪我をしてしまいました。復帰しましたが、休んでいる間に実力を伸ばした他の子供にレギュラーを取られ自信を無くしてしまいます。
しばらく続けていましたが、結局サッカーを辞めてしまいました。
サッカーしかやってこなかった少年は、高校も行かず、引きこもってしまいました。
子供の将来を夢見た母親は、その後うつ病を患ってしましいました。※現在も治っていません。
「子供は、絶対プロの選手になれるから勉強は必要ない」と本気で思っていたそうです。
勝ち組生活は長く続かず……。リーマンショック以降アパレル業界の不振で、務めていた会社は倒産してしまいました。現在は、日雇、ヤフオク販売で食いつないでいる状況です。
その方の子供は、現在30歳を過ぎていますが、「自分がこうなったのは、親のせいだ!」と思こんでおり、親のすねかじり生活しかできなくなってしまいました。
子供に過度な期待をした結果、家庭が崩壊しました。
②誘われると断れない流されやすい母
母子家庭のお話。
母親が自立できていて、親の援助もある事から生活には困っていません。
根は真面目なんですが、夜飲みに出かける事が多いです。不真面目ではなく、どちらかと言うとノーと言えないタイプ。誘われると断れません。
子どもは一人でお留守番している事もあります。
子供を幼少期より新体操クラブに通わせており、現在は中学生。体重管理やスタイル維持のため、食事制限をしているそうで、無月経状態が続いているそうです。
新体操クラブ事態がそういいた風潮らしいです。当たり前の空気だそう。先生に才能があるって言われて、その気になって。辞めた方がいいって言ってるんですけど、周りの声が聞こえなくなってるんですよね。
流されやすい性格が仇となり、子育ての本質を忘れてしまって聞く耳を持ちません。
③毎晩おねしょしてしまう中学生
小さいころから野球をやっていて、現在中学生の男の子。
なんと、毎晩のようにおねしょをしてしまいます。私立の中学校に入ったので、環境変化のストレスだと思っていたそうです。
しかし、原因は違いました。
試合ともなると家族総出で見に行きます。
父親は休みの日にはバッティングセンターに一緒に行って指導。
練習や試合の度にとんでもないプレッシャーがかかっていることに親は全然気づいていません。
子どもは親のために野球をがんばっています。自分のためではありません。
きっと普段の生活でも目レッシャーを与え、その反動でおねしょをしていました。
最悪なのは、間違っていた事に気づいたその時の一言。
「今まで投資してしまったたから、辞めさせない。」だそうです。
子育てによくある失敗で、子どもをロボット化させてしまいました。
習い事は遊びの延長でいい
そもそもスポーツって遊びなんですよね。それを忘れてしまっているのではないでしょうか。
遊びにルールをつけたのがスポーツ。本質を忘れてしまっているんですよ。
多くのプロスポーツ選手のほとんどが、遊びが楽しくて、楽しくて、仕方なくて、努力して、さらに才能があった人が、活躍できるんですよね。
子供が楽しいって思えてる事に気づいてあげて、それを陰から支えてあげるの事が大事。それができないから、目に見えないプレッシャーでだめになっちゃうんですよね。
子供の心や体が、拒否反応をしているのに、親がそれを応援してはいけません。守ってあげなくてはいけないですね。
共有している様に見えて、親の願望の押しつの可能背があります。
子供の心の中を見てあげる
子供が真剣になったり、夢中になっている事にきづていあげてる事が、大事だと思います。
親がよかかれと思っている事が、子供にとっては、苦痛である場合があります。愛情をかけているつもりでも、子供自身が大事にされていると思っていなければ、意味がないですよね。
ハマっている事をのばす
子供がハマるものを伸ばしてあげる事が大事なんですね。将棋の藤井 聡太君は、典型的ですよね。好きでハマった延長です。彼にとっては遊びの延長ですよ。同じ事を自分の子供に求めててはいけません。
子どもにはその時しか出来ない楽しみがあります。
自分が中学生だったらどう考えます?
私が中学生だったら女の子と恋愛していた方が、よっぽど楽しいって思いますけどね。
親の背中が情けない
子育ては子供が社会に出るための、しつけやルールを教え、自分自身が必要とされている事を、教えてあげなくてはいけません。
子供は親の姿を社会の見本にします。
つまらなそうに仕事をして、朝早くから、夜遅くまで働いて。子どもからしたら、そんな将来絶望的ですよね。
それより、「何してるかよくわかんないけど、人生楽しそうな親」に憧れるに決まっています。
そんな背中を見せる方がずっと、子供は将来に可能性を感じて伸びていけると思いませんか?子どもの可能性を伸ばすには、親が変わらなくてはいけませんよね。
まとめ
子どもを愛してるがために、ついつい口出ししたくなるんですよね。少し出来るようになると過度な期待してしまう気持ちはよくわかります。
でも、子どもは、親が期待なんかしなくても、立派に成長していくんですよね。その成長している瞬間をもっと共有してあげ、理解者になってあげましょう。
辛い事を認めてあげる事や、褒めてあげる事で、自己肯定感が育っていきます。子どもに必要なのは「愛されている」と言う気持ちです。
我慢強くなる為に続けさせる事も大事かもしれませんが、子どもの気持ちを認めてあげなければ、意味が無い事だと思います。
子育てに迷ったら下記のようなテストがありますよ。
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