住宅ローン、頭金、貯金、「家づくり」は、お金に関して、不のイメージが大きいので心配になりますよね。
でも、回りを見れば、みんな家族を持って家を建てて暮らしています。
「お金が無いから無理」
私も、はじめは諦めていました。お金もないし、個人事業主です。家が建つとは、思っていませんでした。
お金が無くても、行動した事で家づくりにとって大切な事を知る事ができます。
まずは自分を知る「あなたはいくら借りれる?」
「カタログを取り寄せてみよう」
「住宅展示場に行ってみよう」
と考えていませんか?
私も同じことをしました。しかし、住宅展示場やカタログを見たところで、家の計画は全く進みませんでした。
現実離れした家を見に行っても時間の無駄。一度良い家を見てしまうと理想が高くなり、資金計画がくるってしまいます。
無駄な行動を取る前に、まずは自分がいくら借りれるか把握しましょう。
銀行サイトや住宅ローンの金融機関で直接話を聞きいて下さい。
あたなたに最適なローンの組み方やお得な方法も教えてくれます。知らなかった最新の情報を知る事ができます。
ハウスメーカーや工務店で住宅ローンの相談をするのはNG。
あなたや家族にとって良い事を考え家を建ててくれますが、建築会社は慈善事業ではありません。
家を買ってもらう事が最大の目的であって、お金を使わせる事が目的です。
例えば、年収600万円だと4,000万円近い借入が可能です。4,000万円に近い額まで購入費用を上げるのが目的です。
もちろん年収600万円では、4,000万円の借り入れは無謀な金額です。
頭金は不要。貯金は必要。
答えを言ってしまうと、頭金(低金利時)はいりません。
金利安に加えて、10年間の住宅ローン減税があります。住宅ローン控除を満額受ける事が出来れば、下現在の変動金利では、ローンの利息を上回ります。
住宅ローン減税の計算は、銀行や住宅ローンの金融機関で教えてくれるのでローンの相談つでに聞くのが一番。プロの説明はわかりやすいですよ。
固定金利で、ローン利息が上回ったとしても、手元にお金を残した方が安心です。
冒頭で言ったように、思わぬ費用がかかる場合があります。
それほど費用がかからなかったとしても、「つみたてNISA」等を利用して、ローンの利息を上回るように資産運用した方がお得です。
貯金が無い困った・・・
とは言え、子どもがいる家庭で貯蓄をたくさんしている家庭いてどのくらいいるのでしょうか?一般的なサラリーマン家庭では、国が出している数字よりはるかに少ないはずです。
貯蓄0円で家を建てる事は、現実的ではありません。
ですが、住宅メーカー、土地選び等を勉強する事で、数百万円~1,000万円も減らすことが出来ます。現に私の家は、住宅メーカー見積りより、1,000万円安く建てています。
貯金がなければ、住宅について勉強しながらお金を貯めればいいんです。素人だって何が重要か理解すれば、大幅に住宅ローンを減らす事が出来きます。
お金が無いからとあきらめるのではなく、前向きに住宅購入を考えましょう。数年かかかったとしても1,000万円の差を生み出す知識をつける事が大事です。
超低金利の今買わないでいつ買うの?
ご存知の通り、マイナス金利導入後から住宅ローン金利は、史上最低金利と言われています。
オリンピック以降も急激に変動する事は無いと言われていますが、安心してはいけません。
先の事なんて誰も分かりませんからね。上がった後に後悔しても遅いですからね。
今が借り時である事は間違いないので、家が欲しければ行動して下さい。
お得な制度を知っておく
住宅ローン控除や補助金があるので、10年間は、利息ゼロが限りなく可能になります。
また消費税増税に合わせて、お得な制度が出来る可能性もあります。家が売れなければ、国もハウスメーカーも困りますからね。
私は、「長期優良住宅の金利優遇」「地域型住宅グリーン化事業の補助金230万円」などお得な制度を利用して家を建てたので、固定金利でも10年間は、利息無しです。
繰り上げ返済も必要ないため、資産運用に回す事でさらに生活が楽になります。※繰り上げ返済をするかしないかは、金利の状況や控除額によって変わります。
これらの制度も5年後はどうなっているかわかりません。
無謀な返済計画はしない
借金は、少なければ少ないに越したことはありません。
月々10万円のローンを組む事が出来たとしても、少しでも減らせるように家づくりを考えなくてはいけません。
「今まで10万円の賃貸に住んでいたから大丈夫」と言う考えは失敗します。
10万円の賃貸以上に広くて住みやすい戸建ては、6万円以下で可能です。
ローンの設定をあらかじめ低く設定し、その中金額の中で最高の家を作るのが正しい家づくりです。
固定資産税・都市計画税
住宅ローン以外にも、家を購入すると税金がかかります。
住んでいる地域、建てた場所、住宅の仕様等にによって、金額は変わります。一般的な住宅なら、10~15万円が平均的な金額です。
その他、火災保険等の住宅ローン以外にもお金がかかる事を覚えておきましょう。
最後に
実際に行動してみると、ローン借入金額が少なかったり、ふがいなさを知る事になるかもしれません。
しかし、「計画性の無い家づくり」は、不幸を招く結果になります。急いではいけません。
失敗する人は、何も勉強しなかった人です。
お金が無ければ、1年でも2年でも勉強してその間にお金を貯めて下さい。低金利時代はいつ終わるかわかりません。すぐにでも始めましょう。
その先に待っているのは、家族が安心して暮らせ、あなたにとっても安らぎの空間となる大きなメリットです。
家づくりで最も重要な事は、「家族のための家づくり」です。
お金が無くても家づくりをスタートさせましょう!!