【アフターコロナ】建築業界は変わらなくてはいけない【脱核家族】

新型コロナウイルスによって、「当たり前の世界」が崩壊ししようとしています。もしも家族が、コロナに感染したらどのように行動しますか?

 

自分がコロナウイルスにかかった場合、どう行動するかを想定してみました。

 

・親世帯の住居を隔離部屋にする

・子どもの面倒をお願いする

 

幸い、二世帯住宅なので、対応は比較的簡単です。

 

しかし、核家族の場合はどうでしょうか?

 

・父親や母親のところに行けない

・子どもの面倒を見れない

 

誰かがコロナに感染した時の対応は容易ではありません。コロナに感染した家族の子どもを預かってくれる人なんていませんよね。

祖父や祖母と離れて生活していたら、頼るのも大変です。

シングルマザーならなおさらですよね。

 

その他に目を向けても、

 

・グローバル化で家が建たない(コロナの影響)

・空き家問題

・失った日本の景観

 

こういった問題がたくさんあります。

 

アフターコロナの世界は、こういった問題を改善するチャンスではないでしょうか。

 

今回は、脱・核家族にスポットを当ててみたいと思います。

 

【アフターコロナ】建築業界は変わらなくてはいけない【脱核家族】

 

脱核家族化は生活が豊かになり、失われたコミュニティを復活させることができるかもしれません。

 

その1:お互い助け合える(介護や子育て)

その2:完全分離二世帯住宅で解決

その3:マスオさんとひろし

 

上記の理由でから、とても住みやすい環境です。

 

その1:お互い助け合える(介護や子育て)

 

  • 子どもを預ける
  • 家事の手伝い
  • 入院
  • 介護

 

まさにコロナ問題の今がそうなのですが、病気や入院をした時にお互い助けう事ができます。

子どもを預ける事に悩みません。

普段、仕事をしている状況でも同じですよね。急な仕事などで子どもを一人にさせる事は、虐待とも言われる時代です。

 

今回のコロナでも孤独死した方はいます。朝元気だったのに、家族が仕事に出て帰ってきたら亡くなっていました。

これって助かった命ですよね。

 

その2:完全分離二世帯住宅

 

二世帯住宅の基本は完全分離です。

お互いを鑑賞しないで生活できるので、ルールを決めて生活すれば問題ありません。

近くに助けを求めるられる人がいるのは安心ですからね。

 

心配な「嫁姑問題」はもやは死語に近く、現在はお嫁さんの方が立場が強いと個人的には思っています。なのでさほど心配する要素ではありません。

 

結婚や子どもが生まれた時は、お嫁さんがメンタルを崩しています。そういうタイミングで、「嫁姑問題」が起きやすいので、夫が理解し中立的な立場に立ってあげる事が大事です。

 

その3:マスオさんとひろし

 

どうしても同居に不安があるなら、マスオさん形式もありかと。

 

  • 家事を手伝わない夫
  • 子育てを手伝わない夫

 

「嫁姑問題」は子育て論や家事のやり方の違いなどがぶつかります。

 

正直、子育てや家事に関心が無いと言われますがその通りです。否定できません。すみません。

 

なのでそんな夫にストレスをためるよりも、自分の親を頼って生活する方がうまくいくのではないでしょうか?

 

サザエさんとちびまる子ちゃんに登場する、マスオさんとひろしが家事を手伝っているのをあまり見ませんが、あれをみて嫌な人はいませんよね。マンガの世界とはいえ、平和を感じませんか?

 

家族と言う小さなコミュニティですが、1世帯と3世帯(親・子・孫)では、大きな違いがあります。

近所づきあい、友達付き合いなどそこには助け合いの文化が存在しています。

 

核家族化によって忘れ去られた助け合い文化

 

その1:長屋のコミュニティ

その2:寄付を称賛しない日本人

 

上記のことから、核家族化によって人を称賛する文化が失われました。

 

その1:長屋のコミュニティ

 

お互いが同じ階級で同じ家(長屋)に住み同じような生活をしていました。そんな時代が200年も続いたのだから奇跡に近いですよね。

 

長屋だったからこそ、強いコミュニティを形成しお互いを認め、助け合ったからこそ長く根強いた文化になったのではないでしょうか。

 

それを崩したのが、現在の核家族化。

マンションはコミュニティが無く、隣の人すらよく分かりませんよね。

長屋があった場所を壊して建てたのが今の高層マンションなんです。

 

余談ですが・・・

当時は鎖国していたので、ほとんどの物を国内でまかなっていたことになります。

 

現在は、輸入に頼っています。なのでコロナで経済が大打撃を受けたんです。もっと国内需給が高ければ、鎖国してコロナを封鎖して終わりですからね。

 

寄付を称賛しない日本人

 

コロナで生活に困った方のために、多くの著名人が寄付を申し出ました。マスクや給付金です。

 

「売名行為」

「人気取り」

こんな言葉が、SNS上に多く見られました。

 

寄付を申し出た人に対して言う言葉ですかね?

 

核家族化によって隣人とすらコミュニケーションを取らなくなり、ありがたさを忘れたてしまったのが今の日本人の姿なのでしょうか。

 

最後に:アフターコロナ日本の家づくり

 

日本の建築は無駄が多いです。

 

住宅のデザインの基本は、同じコミュニティの中で同じ建物を作り、町全体をデザインする事に価値が生まれます。

 

日本の住宅街を見ればわかりますよね。

違う建築会社が建てた家が乱立して、統一感が全くありません。微妙に外国の文化を取り入れた家ばかりなので、日本らしさが全くありませんよね。

そして20年後は住む価値がなくなってしまいます。

 

・核家族化

・グローバル化で家が建たない(コロナの影響)

・空き家問題

・失った日本の景観

 

上記のことは、建築業界が金儲主義に走った事にコロナウイルスで浮き彫りになった、

 

コロナウイルスで浮き彫りになった、核家族化やグローバル化問題をもっと考えた家づくりを、大手ハウスメーカーが一丸となって考えるべきなのではないでしょうか?

 

 

脱・核家族化する事で、失われたコミュニティを復活させ安心して住める街づくりを考えてほしいです。