家を新しくしてからしばらくすると、クロスに隙間が出る事があります。
「欠陥なのでは!?」
不安になりますよね。
ですが、ほとんどの場合は欠陥ではないので安心してください。
新築から2年程度であれば、通常無料で点検し補修してもらえるます。建築会社にお願いしてください。
新築から2年以上経過していても、自分で簡単に治せるので心配はいりませんよ。
クロスのひび割れやつなぎ目の隙間
クロスで隙間の出来る原因は、木材の収縮やクロスの伸縮によるものです。職人さんがいくら技術があっても防げるものではありません。
新築から3年ほどは、木の収縮が起きやすいと言われています。
新築から数か月で修復しても、また別の個所に隙間が出来るかもしれません。無料での修復は2年以内なので、タイミングを見て修復を依頼しましょう。
ひび割れ
クロスのつなぎ目や入隅(壁と壁が交わったL字の角)は、収縮によるものです。
しかし、ギザギザにヒビが入ったような状態の場合は、下地に問題があるかもしれないので、早めに建築会社に連絡しましょう。
簡単補修
クロスの補修はとっても簡単です。
- 補修パテ(コークボンド、ジョイントコーク等)
- メラミンスポンジ
- 布巾
用意するものは以上です。
まずは壁をきれいに掃除します。
ホコリが付着したままパテを塗ると、薄黒く汚れてしまいます。
ホコリを落としてから、メラミンスポンジを使って掃除します。手垢の汚れ等も落ちるのでついでにきれいにしましょう。
すき間にパテを塗って行きます。
指を使って押し込みながら隙間を埋めていきます。
はみ出した部分は、水拭きで落ちるのできれいにふき取りましょう。
難しい技術はいりません。
気になる方は自分で補修しちゃいましょう。
壁紙の補修剤の定番は、ジョイントコークです。カラーも豊富でお値段もお手頃です。
100均のパテで補修してみた
建築用の補修剤は、量が多く余ってしまいます。
また、壁補修専用剤は、高い・・・。
そこで、100均の「かべパテ」を使用しました。
25gと内容量は少ないですが、我が家の場合は、それほど補修箇所がなかったので十分です。1/3ほど余りました。
余った剤は、穴埋めに
子どもが、幼稚園や小学校で描いてきた絵や、作ってきた作品を壁に飾りますよね。
ピン止めして穴があいてしまい、何度も穴を開けているうちに目立ってきます。
あまった、パテを使って穴を埋めましょう。
やり方は、同じです。
汚れを落としてから、穴を埋めていきます。
子どもに補修してもらいました。
楽しかったらしく、「もっと穴を開けてー」と・・・。
子どもでも出来る簡単作業ですよ。
まとめ
壁紙(クロス)を貼った新築では、起こりえる現象です。
それほど気にする必要はありませんが、目立ってきた時は、建築会社に連絡して補修しもらいましょう。
安全のため階段や高所など危険な個所は専門の方にお願いして下さい。簡単な作業程、大きなけがをする人は多いので・・・。
自分で出来る範囲は、100均のパテで十分補修可能。おすすめします!!