夏の暑さ対策は、サンシェード選びから。外から予防が最も効果的です!

夏の冷房を最も効率よく効かせるには、直射日光を屋内に入れない事が重要です。

遮熱性の高い高性能な窓でも、遮蔽力はそれほど高くはありません。一度屋内に入った熱は、カーテンやブラインドで防ぐには効率が悪く、遮蔽性は、10%程しかあがりません。

 

太陽の熱から家を守るには、窓の外で遮熱する事がとても重要。

外側で遮熱する事で、カーテンやブラインドに比べて、なんと20~30%も遮熱率が上がります。家の外から直射日光を遮る事で、光熱費を抑え快適に生活する事が出来ます。

 

昔から直射日光を遮る手段として、すだれやゴーヤ等を利用したグリーンカーテンがあります。これは理にかなった手段です。

しかし、見た目の問題や手入れなどが大変です。

 

そこで、おすすめなのは、サンシェードや外付けブラインです。遮熱効果が高く、お手入れも楽でになります。

おすすめのサンシェードや気になる製品を紹介したいと思います。

おすすめサンシェード

サンシェードの選び方は、遮熱率が高い製品を選ぶ事が重要です。遮熱効果が高ければ、木陰の様な涼しさを得る事ができ、エコで経済的。エアコンの使用が減ります。

 

遮熱性の高い高性能なペアガラスを付けていても、40%の熱は屋内に入ってきてしまいます。特に8月から9月にかけて日射の角度が下がり、軒や庇では防げなくなります。

日本の夏は変わりました。暑く長く続く残暑の対策として、外側からの遮熱は絶対に必要です。

 

また、デザインも重要です。サンシェードは、窓を覆うので結構目立ちます。ビニールシートだとさすがにみっともないですからね。

デザイン・遮熱・防水効果・高性能なウルトラサンシェード

遮熱効果が65%程もあり、窓の性能が低くても、かなり高い遮熱効果が期待できます。

UVカット率も100%なので、紫外線による室内のヤケからも守ってくれます。

防水・撥水効果も高いので、ベランダに取り付ければ急な雨でも安心です。シンプルデザインでカラーも多く、おしゃれママさん達に人気のアイテムです。

高性能なのでお値段は高めですが、毎年の冷房効率を考えたら、安くて効果の低い商品よりもコストを抑えられるかもしれません。

 

タイベックを利用したサンシェード

デュポン社のタイベックを使用したサンシェードです。個人的に一番おすすめな製品です。

住宅用の『透湿・防水シート』として日本でのシェア率は70%をほこるタイベック。その生地を利用しているので、性能はお墨付きです。

遮熱効果80%もありながら、通気性、遮光性も兼ね備えているので、製品自体は最強と言えるでしょう。

しかし、デザインやカラーが少ないのがデメリット。サンシェードは目立つので、もう少しバリエーションが欲しいです。

 

安くてそこそこ高性能なサンシェード

窓が多かったり、ベランダでの使用など大きさや数を揃えたい場合は、高額になってしまいます。

最低限の、遮熱、遮光が備わっている製品を選ぶ必要があります。安い製品は、遮熱性をあいまいに表記していたり表記していない商品もあるので注意が必要です。

 

価格相応なので、壊れやすく、安っぽさも否めません。2~3年程で買い替えるのであれば、しっかりとした製品を購入する事をおすすめします。

費用対効果を考えて購入しましょう。

 

外付けブラインド

住宅先進国ドイツをはじめとした、ヨーロッパで普及しているのが外付けのブラインドです。

基本的には電動操作なので、一度設置してしまえば、その日の天気に合わせて使用できるので楽ですね。見た目もスッキリしておしゃれに見えます。

しかし、普及があまり進んでいない日本では、高価な製品です。コストで考えると、サンシェードの方が圧倒的に安いです。

また、雨風の多い日本の気候に適しているのかは疑問です。安価な製品もありますが、壊れた時の事を考えるとかなり不安です。

建築時に導入するのであれば、ドイツ「ヴァレーマ」社製の製品をおすすめします。実績のある製品を選ぶようにしましょう。

 

注意!壁に直接穴を開けるのはNG!!

サンシェードを導入する際は、壁に穴を開けて金具を取り付けないようにして下さい。

 

壁に穴開ける行為は、雨漏りを引き起こす原因になりかねません。また、ガルバリウム系の外壁は、小さな穴からサビが発生します。ゴムパッキンのビスも数年で劣化する可能性があるのでメンテナンスが必要になってしまいます。

 

わざわざリスクを冒す必要はありません。サッシに直接取り付ける事ができる、サンシェード・すだれ用のフックを使用すれば安心です。価格も安いですから。

 

まとめ

サンシェードは、夏の暑さ対策として最も効果的です。

まずは、外から熱を遮断して下さい。

その上で、エアコンを使用すれば、効率良く部屋の温度が下げられ、窓から入った熱によって床や壁が温められるのを防いでくれます。夜も快適になる事間違いなしです。

価格が多少上がっても、遮熱性が高く、防水性があり、丈夫な物を購入する事をおすすめします。