コロナ、ウクライナ問題、ウッドショック、円安、インフレ・・・
残念ながら住宅価格の高騰は間違いありません。
かと言ってお給料は据え置きですよね。
コストをかけない家づくりを目指すなら小さい家を建てる事です。
小さな家のデメリットは、大きさだけです。
ですが正直、家の大きさなんて小さくても問題ありません。
実際に昭和30年頃の団地は、2DKで家族4人暮らしが当たり前でした。
もちろん狭くて大変だったと思います。でも、当時の方たちは今でも元気に生きています。
当時に比べたら今の家は、小さくても超が付くほど快適です。
- 冬暖かく、夏が涼しい
- 光熱費が安い
- 将来設計がしやすい
現代の小さな家は、上記の様にメリットだらけです。
我が家は、小さな家ですがとても快適です。
その快適さについて深堀したいと思います。
【小さい家】十分
まずはじめに、みなさんは家の大きさの矛盾に気付いていますか?
全ての事や物が便利になっていますよね。
もちろん家の中も例外ではなく、小さくても十分な性能があります。コンパクトになっています。
- 家電
- 収納
- 動線
上記の3つを例にとって深堀します。
家電
家電は小さくて機能的な物が増えました。
テレビは大きくなりましたが、薄くなりテレビ台も不要になりましたよね。ビデオやDVDもいらなくりましたよね。
スマートテレビ。
コンパクトで大容量の冷蔵庫。
スリムでパワフルな掃除機。
一体となった調理器具。
毎年のように新しく進化して、正直、置き場所に困るなんてことは無くなりましたよね。
収納
現代の家は、収納場所が確保された造りが当たり前になっています。
クローゼットも広く、その中にプラスチックのケースで収納しているをよく見ます。
収納ダンスなど、生活空間の中に置いてある家は、ほとんど見かけません。
少し前の広い家は、収納ダンスとか婚礼ダンスとか、収納スペースが無かったので生活空間は実は狭かったりしていました。
スマホでなんでもできる時代になり、家から物も減りましたよね。例えば本とか。
動線
疑問に思っている事があるのですが、よく主婦の方が、炊事・洗濯・掃除が大変って言いますよね。
実際に大変なんですけど。
大変って分かっているのにわざわざ広い家にするのは、どうかと。
なるべくコンパクトに完結できた方が楽ですよね。家事は毎日の事なので、相当楽になるはずです。
機能的な家電やスマホを駆使しているのに、大きな家を歩き回っている。そりゃ疲れますよね。
家が大きければもちろん掃除も大変。
なので、中古市場では大きな家は人気がありません。
逆に、小さい家は資産価値が高くなります。
需要があるからです。
家を買う時は広い方がいいと言われるのに、売る時は小さい方が売れるんですよね。
光熱費が爆安
上記で述べた矛盾でも分かる通り、実際には小さい家でも十分なんです。昔に比べたら広いです。
そして、何より大きなメリットは光熱費が安いと言う事。
今の家は高気密高断熱です。
家の温度を一定に保つために工夫されています。
ですが、広い家は時間もかかるし、暖房器具もエアコン数台、床暖房など。電気代が高い製品を多く導入しています。
小さな家は、工夫次第でエアコン1台でオッケーです。
特に電気代の高い暖房は、朝晩1時間程度しか使わない事がほとんどです。
オール電化ならガス代もかからないので、爆安で生活できます。
2月頃が一番電気代が高くなります。
電気代約2万円ですが、2世帯住宅と別棟の職場の電気代全て合わせた料金です。
太陽光を5kw載せているので売電も合わせると電気代はほぼ0円生活です。
最後に
昭和の団地に住んでいた方は、将来大きい家に住むのを目標にしていました。
当時の住宅と比べるのはナンセンスかもしれません。
しかし、全ての物が小さくなり、生活が楽になりました。
同じ間取りでも1.5倍位の生活空間を確保できるようになっています。
最低限4LDKとも言われますが、将来的な事まで考えたらそれでも広いかなと思っています。
夢のマイホームなので大きくしたい気持ちもわかりますが、実際には無駄が多くなるので、よく考えて家の広さを決めましょう。