父親の虐待で、心愛さんが亡くなった悲しい事件。
父親は「しつけ」と「虐待」の区別が出来ていませんでした。
もしかしたら私にもあてはまるかもしれません。子育てには正解がないのと自分に言い聞かせ、知らず知らずのうちに間違ったことをしているかもしれません。
そこで活用したのが、「親子関係診断テスト」。
心理学的で分析し、子どもとの関係性を知る事ができます。
【子育てストレス】間違ったしつけの答え探し
子育て、しつけ、子どもとの関わり方は常に考えていると思います。
しかし、間違った行動で子どもを傷つけたり、関係が悪くなっている場合も。
そんな不安を解消、改善するのが「親子関係診断テスト」です。
「親子関係診断テスト」
以下の項目をレーダーチャートでグラフ化します。
- 不満・・・子供としっくりいかない、欠点が気にかかる、この子には無関心、ほっておくなどの態度。
- 避難・・・子供を怒鳴りつけたり、小言が多く、罰を加えたりなど、荒っぽく扱う態度。
- 厳格・・・子供の気持ちにかまわず、親の考えどおりに型にはめ、命令と禁止の多い態度。
- 期待・・・子供に高い期待をかけ、子供の能力や年齢にかまわず親の望む方向へと追い立てる態度。
- 干渉・・・子供を年齢以下に扱い、失敗させないよう困らせないようにと、こまごまと世話を焼く態度。
- 心配・・・子供の健康、安全、成績、交友などで、いらぬ心配をし、むやみに世話や保護をする態度。
- 溺愛・・・俗にいう猫かわいがりで、子供を手放さず、肉体的接触が多く、温室育ちにする態度。
- 随順・・・子供の要求に何も言わずただ従い、叱ることもなく、子供に振り回されている態度。
- 矛盾・・・一慣性がなく気まぐれで、子供が同じ行動をとっても、ある時は叱り、ある時は見逃すという態度。
- 不一致・・・両親の間の意見や態度がくいちがう、両親の不和も含まれる。
数値が大きいほどしつけに問題あったり、子どもとの関係性が悪くなります。
次に私たち夫婦の結果がです。
夫婦の結果
私は、心配が少し多いだけでそれ以外は問題なし。
妻は、③、④、⑦の数値が高いです。
子どもに期待し、命令や禁止をするが溺愛し温室育ちにしている。要約するとこんな感じ。
思いもよらない結果に妻はショックを受けていました。
不一致:夫婦の考え相違
妻は考えが一致していると思っていましたが、私は一致していませんでした。
以下の事が私と妻の考えの違い。
- 学校教育について
- 子どもの習い事について
- お金の使い方について
上記の事は至極当然に話し合うべき事ですが、私たち夫婦では話し合いをあまりしていませんでした。改善のため話し合いをしました。
親が変われば子ども変わる:父親の背中
令和の時代、もう昭和的な考え方はやめましょう。
- 俺の稼ぎで食っている
- 仕事人間
- 言葉の暴力
「毎朝早く仕事に行って帰りが遅い。子どもと会う時間がない。でもお金を稼いでるので俺の言うことを聞け。」
こんな感じの父親は尊敬できないし、こんな大人になりたいと思いませんよね。
「何をやっているか知らないけど、毎日がとにかく楽しそう。こんな大人になりたい!」
って子どもに思わせる事が父親の役目だと考えました。
- 趣味を持つ:ロードバイクをはじめた
- 自分の時間を作る:早寝早起き
- 日課:毎朝筋トレ
上記の様に自分に課題を作って挑戦しています。「時間が無い」は言い訳だったという事がわかりました。
そんな行動を子どもはしっかり見ているんですよね。「かっこいい背中」を見せる努力をしたので、テストの結果が良かったのだと思います。
好きな事をやることが人生を豊かにします。
子育てストレスの解消=自分の時間を作る
ストレスから解放されたいのなら自分の時間を作る事です。
- 運動は遺伝:やりたくない事はやらなくていい
- 教育:スマホは家庭教師
- 自然と遊ぶ
- ダメを言わない:ストレス開放
上記の事を試して時間を作りました。
ストレスを感じるのは子どもに関わりすぎていたから。
①運動は遺伝:やりたくない事はやらなくていい
スポーツ選手にさせたいと思っても、あなたがスポーツ音痴だったり背が低ければそれは子どもに遺伝します。期待しても無理な物は無理。お金や時間の無駄になります。
俺がなりたかった夢を子どもに託してもダメ。好きな事をやらせてあげましょう。やりたくなければやらせなくていい。
②教育:スマホは家庭教師
AIの時代がやってくるので周りの環境が全てかわります。今あるほとんど仕事をロボットがやる時代です。そんな時代を生きるにはどうしたらいいのか教えるのがこれからの教育です。
今の小学校教育が時代遅れだと言う事に親が気づかなければ無駄な教育になってしまいます。
そんな教育にうってつけの教師がスマホです。未来教育は今の大人ではほとんどできません。正直、抵抗もありますが私は子どもに与えます。
使い方を教えルールを決めれば子どもは勝手にいじって学びます。
空いた時間を自分のために有意義に使えます。
③自然と遊ぶ
上記のスマホと矛盾しているかもしれませんが、生きる力を与えてくれるのは自然です。
外で遊び、怪我をして乗り越える力をつけさせるのも親の教育です。
④ダメと言わない:ストレス開放
「ダメダメ」と事あるごとに言ってませんか?
ダメと言われると子どもはやる気をなくします。
そしてダメと言うたびに自分にストレスがたまっていた事の気づきました。
なので言うのをやめました。
1週間でいいので試してください。どれだけ楽になるか体感してみましょう。
※人に迷惑をかける事は区別してくださいね。
自分の時間を作る事で子育てのストレスは解消されます。無理している自分にもっと楽をさせてあげて下さい。
最後に:どこで受けられる?
「親子関係診断テスト」は、個人販売はしておりません。
- 教育委員会(学校)
- 教育相談所
以上のような教育現場で受ける事ができます。
お近くの幼稚園、小学校、中学校などでテストが実施されるているかもしれないので調べてみましょう。
父親のしつけ、母親のしつけ、それぞれの違いがわかるので、必ず夫婦で受けることをおすすめします。
子育ておすすめ記事:【卵からニワトリ】チャレンジ。コロナウィルス自粛中「子ども自由研究」