またまたデータ改ざん。建築業界の体質改善は不可能!カモられる消費者。

またまたデータ改ざん問題で騒がれていますね。私もブログで何度も書いていますが、データ改ざんや手抜き工事、欠陥工事などは当たり前のように行われています。

せざる負えない、建築業界の闇も問題です。

建てる側が、家づくりに対する正しい知識を見に付けなければいけませんね。

「姉歯事件」以前から行われていた

KYBの免震検査データ改ざん問題は、2005年の「姉歯事件」以前から行われ、2018年に発覚します。「姉歯事件」は当時、毎日トップニュースとして取り上げられていたので記憶にあるでしょう。

その間にも、東洋ゴム工業の免震偽装、旭化成子会社のデータ改ざんもトップニュースで取り上げられます。その間に何食わぬ顔で偽装が行われていたんですね。怖すぎ・・・。

私が家を建てた時に、地盤調査の専門家に聞いたら「常習化してます」って言ってました。その通りでしたね。まだまだ、膿は出てくるでしょう。

一戸建の土地も改ざんされている

デベロッパーによる大規模な宅地造成の土地は疑った方が良いかもしれませんね。これだけ簡単に偽装が行われている以上無いとは言えませんよね。

家が建っている以上は、もう調査は出来ませんからね。地盤調査報告書があったとしても信用できるか疑問です。

どんなに耐震性の高い家を建てていても地盤が弱ければ、意味がないですからね。安心して住めるとは言い難いです。

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耐震性ばかりが注目される

地震が起こったり、偽装事件が起きたりすると、耐震性ばかりが注目されてしまいます。

CM等を見ても何千回のテストに耐えた家などと、売り文句にしますが、実際の地震が何千回も起きるわけもなく必要以上の耐震性を売りにしますよね。

もちろん命が最優先なので必要な技術ではありますが、建てては、いけない土地に建てて耐震性を売りにされても・・・。

また、耐震性に強い家を建ても大きな地震が来て周りの住宅が、倒壊や半壊してしまった場合は、ライフラインの復旧が遅れる事が予想されます。その後、周りは更地になり、一軒だけ取り残されてしまう可能性もあります。

住宅を購入する前は、土地がどんな場所だったのか調べる必要がありますね。

間違った安全基準

先ほども言ったように、改ざんされた土地に住み、建ててはいけない土地に強い家を建てて安全をアピールします。

車もそうです。安全性を必要以上にアピールしていますが、そもそも軽自動車が多くは走っていますよね。あんな小さな車が・・・。もちろん法定速度で走っていれば安全は保障されるかもしれません。

ですが、現実法定速度を守っている方が確実に少ないですからね。40km道路を60km以上、50kmを70kmで走っている軽自動車をよく見かけます。

法定速度を守らない人が多いのはみなさん承知のですよね。普通に走っていればわかります。そこまでの強度は保障されていませんからね。安全とは言えませんよね。

最後に

今後も改ざん問題は山のように出てくるでしょう。

住宅、車、食品・・・。どうしたんでしょうね日本は・・・。と言うより、昔から行われていただけかもしれませんね。

売り手は、手抜きや不正工事を知っていながら平気で騙します。昔からの体質ですね。騙されないように正しい知識を身に着けて、より良い家づくりを目指してください。